2021年08月17日
アサートン高原南部は農耕地にフクロウの多い土地であり、自宅兼民宿ジョンストンベンドを起点に2時間程度のフクロウツアーを時々やっている。8月は小雨が多かったけど、このツアーは車から出る必要はない。全て車内からの撮影。背景に木があるのはメンフクロウの写真としてはちょっと新鮮。
通常、メンフクロウの写真はこうして背景が真っ黒になってフクロウだけが写っているというものになる。写真の基礎としてはその方がい
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2021年07月16日
https://youtu.be/y-HG2-qIvrk
2021年2月下旬にオープンした民宿ジョンストンベンド・キャビンは、有名野鳥ガイドであり同時にレンジャーを過去に目指していた関係で植林や造園系の技能や資格も持っている太田祐によって整備されてきました。1100本も植えられた木々も闇雲に植えているわけではありません。敷地内で160種の野鳥が記録されているだけでなくより見やすくするために高さや
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2021年07月07日
ルートのない山野を歩く上で生命線になり、科学的な野鳥調査データの元となるGPSの使用方法を指導する私。今年のB班は戦力にならなかった2名がいたもののセスジムシクイ調査の経験者が1人おり、彼と組ませた若手も優秀だったのでなんとか課せられた地区の調査を終えられた。
昔からセスジムシクイ調査にあるジレンマで、仕事を休んで2週間もボランティアに来れてかつ大型4WDや冷蔵庫などの装備を持っている若手などほ
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2021年07月04日
ケイパーホワイト。蝶の写真をしゃがんで撮っていた際にバックパック上部の持ち手に取り付けていた無線機を落とした。なおここでいう無線機とは日本で使われている出力0.1Wの特定省電力トランシーバーではなく、その50倍、5Wのパワーがある本当の携帯無線機の話。なんでそんなところにつけているかと言えば、少しでも高い位置にあったほうが感度が良くなるため。落とせば後ろを歩いている人が気が付くことが多いような気が
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2021年07月02日
野生のセキセイインコは普通は砂漠性の平原の野鳥であって、こうした森林内にその姿を見るのは新鮮な印象。
セスジムシクイ調査キャンプは原野を毎日移動しながら「午前中は調査」「午後は移動及び自由時間」というスケジュールで行われる。過去には「午前中は調査で午後も調査」というがんじがらめの時代もあり、大半のボランティアは「最強ムナジロセスジムシクイを一目見る」という生涯目標を達すれば翌年以降もう戻ってくる
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2021年06月30日
その1から時間が空いてしまったけど、セスジムシクイ調査2021の続き。水も電気もない僻地でセスジムシクイ調査B班を率いつつも、時折パソコンを持って岩山に登っては携帯の電波をキャッチし、そこからマランダに残してある自分バス事業も運営するという重労働を続けた。身体への負担もあるけど頭への負担は寝ても消えない。
https://aaknaturewatch.com/blog/birdwaching/セ
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2021年06月09日
今年も恒例のセスジムシクイ調査の時期がやってきた。仕事を休んで2週間もの間、水も電気も電波もない辺境を毎日移動しながらセスジムシクイを探して道のない岩山や棘だらけの原野を歩き回るボランティアの何が楽しいのか自分でもさっぱりわからない調査に協力してもう7年になる。
今年は大きな世代交代があり、老グラハム博士に変わって円陣の中心で調査について説明しているのは博士課程の学生に成長した若きヘンリーである
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2021年06月03日
https://www.youtube.com/watch?v=jqg6F3DGO0s
これは、ニワシドリ類に関する独自の映像をひたすら繋げた14分間の資料です。もともとテレビ番組制作の企画初期段階の資料として繋げたものですが、不要になったので限定公開を解除して誰でも見られるようにしました。特にオチはありません。「Youtubeで視聴する」をクリックし、目次から興味があるセクションへジャンプして
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2021年04月26日
自宅ジョンストンベンドのガレージは車3台と草刈りカートが収納できる広さがあるセミ・クローズタイプ。四面が閉じる所謂"ロックアップガレージ"ではない。とは言っても野生の生き物が日中に出入りするような雰囲気の建物では全然なかったのだがこの二ヶ月くらいだろうか、
何者かがガレージ内に入ってきて長時間サイドミラー上で過ごし、さらにサイドミラーに体当たりを繰り返してヨダレをつけまくる奴がいる。
2台の車
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2021年04月22日
1990年に【世界初の毒を持つ鳥3種が発見】という報道があり、ニューギニアのモリモズ3種が有名になった。ネット上でもこの3種の話ばかり山のように見つかる。しかし実際は世界のウズラ、ハト、ライチョウ、モズツグミの仲間にも毒を持つものは散見され、数えてみれば15種類近くになる上に別に『世界初』でもなかったとされる。
毒を持つ鳥はオーストラリアだけでも3種類おり、このチャノドニジハバトもそう。まるで無
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