2021年04月06日
2週間ほど前、隣国のニューギニアなどに生息するパプアマミムナジロバトがケアンズに現れ騒ぎになった。
ランクルの集団訴訟問題を受け、トヨタが無料でディーゼルフィルターを新型に交換してくれるという用事でちょうどケアンズにいた私はその作業が終わるのをまだかまだかと待っていたが、当初聞いていたよりも4時間も早く完了したのでパプアマミムナジロバトが滞在している個人宅のオーナーに了解を取り現地へ急行した。持
全文を見る»»
2021年03月04日
植えてから約3年、メリコープ・エラリアーナが敷地内各地で開花してくれた。リビングの窓ごしにこうしてゴシキセイガイインコやクレナイミツスイ、ユリシスなどの綺麗なものが飛び交うのは3年待ったかいがあった。
まあ綺麗じゃない連中も来てもいいぞ(ケープヨークハゲミツスイ)。コゲチャミツスイとか。
メリコープ・エラリアーナはユリシスが卵を産む木でもある。バタフライサンクチュアリを含め激減しているとい
全文を見る»»
2021年02月28日
毎年5月ごろに長年行われている、オーストラリア野鳥の会北クィーンズランド支部によるセスジムシクイ類調査。今年の日程がほぼ決まったのでお知らせします。5月10日マウントアイザに集合で1日目はトレーニングに費やします。その後いくつかのチームに分かれて各地へ分散。私は7年目の参加で、今年もチームを一つ預かる予定です。
(カルカドンセスジムシクイ)調査は3週間続き、最短1週間から参加できます。1週間
全文を見る»»
2021年02月14日
喉や胸部にほんのわずかだけ幼羽が残るものの、ほぼ成鳥と言って良いコウロコフウチョウの若いオス。いや、このポジションまで辿り着くには最速で7年かかるとも言われているので別に若くはないか。すでにお立ち台も確保?今シーズンは颯爽と求愛ダンスデビューすることでしょう。
バードウォッチングツアーは今年もできそうにないが、まあそれは悪いことばかりではないので仕方ない。ジュラタンの方にある『デービッド・アッテ
全文を見る»»
2021年02月10日
クサインコの中で出会うのが難しい種といえばダーウィンのズグロサメインコが挙げられることが多い。私はカカドゥ南部にポイントを持っているけど、全体的に数が少なくかと思えばダーウィン市内にもいたりするつかみどころのない相手だ。亜種レベルまで入れて考えると、アカクサインコのアサートン高原に分布する亜種、通称ネッタイアカクサインコ(写真)が浮上してくる。この亜種は適当にバードウォッチングしていてもまず出会う
全文を見る»»
2021年02月02日
自宅ジョンストンベンドには大量のパッションフルーツが自生していて、実は80%はポッサムに食べられ残りの18%はヤブツカツクリに食べられる。つまり人間の取り分はほぼゼロだ。作物としてはもはや意味を成していないが、パッションフルーツの花はキバラタイヨウチョウの食べ物となるだけまあいいか。
全文を見る»»
2021年01月30日
2021年の元旦に発見された世界的な希少種のカラフトアオアシシギ。カラフトで繁殖し主に海南島やタイで越冬するこの渡り鳥が、タイを大きく飛び越えてさらにオーストラリアの西側ではなく東側に飛来したことは史上初。
https://aaknaturewatch.com/blog/birdwaching/ケアンズに現れたカラフトアオアシシギ/
ケアンズは連日バーダーが張り付いて盛り上がっているようだが、
全文を見る»»
2021年01月29日
自宅ジョンストンベンドのリビングの窓の外にコーディラインの木が赤い実を年中つけている。しかしこの実は誰にも人気がなく、まれにキミミミツスイが思い出したように口にするくらいで、その場合でも何十個もなっている中から2−3個を選んで食べただけでどっかへ言ってしまう(マズイってことだね)。リビングの窓のすぐ外という超一等地に生えているので、もっと野鳥が来るような木に差し替えるぞ、とこれまで何度となくリスト
全文を見る»»
2021年01月24日
ガレージの屋根の下でハイイロモズツグミが営巣をしていた。聞けば、毎年ここに戻ってきて営巣しているそうで真下にテーブルと椅子があって人間が座っていても気にしていないまるでツバメのようなやつだ。
そもそも、この巣はハイイロモズツグミのものとは知識ある大半の人々が信じないだろう。通常ハイイロモズツグミの巣とは
このような形状をしている。巣箱販売会社のHPより。
別の巣箱販売会社でもほぼ同デザイン。
全文を見る»»
2021年01月21日
自宅ジョンストンベンドにはアンブレラツリーの木が何本かまとまって生えている箇所が五箇所ある。アンブレラツリーの花自体は通年咲いているのに、蜜をじゃんじゃん出すのは特定の1週間ほどでありそのタイミングが来るとアンブレラツリーは鳥だらけになるので遠くからでも気がつく。写真ではハナムグリみたいなのも何匹かきていることが写っている。
ゴシキセイガイインコは花蜜食のいわゆるロリキートの仲間であり、今は
全文を見る»»