2020年11月16日
毎年行われているセスジムシクイ調査は平均して2週間の僻地での調査になる。毎日野営地が変わり、道のない険しい山々を暑い中歩き回って地味な小さな鳥(セスジムシクイ)を探し、報酬はなく、逆にこの調査についていけるだけの車や装備を買い揃えるだけで何十万円(何百万?)もかかるような調査の何が楽しくて、仕事を休んでまで6年連続で参加しているのか自分でも全くわからない。
この恒例の遠征にはどんな装備が必要
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2020年11月14日
ズアカガケツバメと並走しながら、池の水をすくおうとするブッポウソウ。日本に飛来するのとは別の亜種。キャンプ中にたまたま出くわしただけで、これをずっと撮っていたわけではない。
キャノンの機材を使っているけど(1DX-mark2と100-400mm)、こうした飛んでいる物体に関してはニコンのセット(D500と300mm f2,8)の方が追従性がいいです。画面内にさえ捉えれればピントあってたので。ニコ
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2020年11月12日
毎年恒例の約2週間のセスジムシクイ調査の最大のターゲットは、難しいことで有名なムナジロセスジムシクイ。今年はてっきりコロナによるロックダウンや州境封鎖などでムナジロセスジムシクイに挑戦したオーストラリア人は少ないのかと思っていたら、逆に『(海外などに行けないので)記録的な数のオーストラリア人がそれに挑んだ年だ』とFacebook上で複数の人から指摘された。私が「記録的な数の人間が挑んだという割には
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2020年10月31日
ニコンだソニーだなんだって言っておいてそれ!?続く
https://aaknaturewatch.com/blog/birdwaching/レンタル中のソニー機材α7r100-400mm作例/
https://aaknaturewatch.com/blog/birdwaching/レンタル中のソニー機材α7r100-400mm作例-続きと結論/
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2020年10月15日
1ヶ月ほど前から近所に変なキアシヒタキが出ていることがネットやメールマガジンなどで話題になっていた。なぜか体の半分は白く、残りは黄色だという。自宅からわずか10分の距離にもかかわらずほとんど関心がなかった私はずっと放置していたのだけど、中には往復数時間ものドライブを厭わず、しかも2度目3度目の挑戦でようやく撮った!!!みたいな人も続々出てきているのを読んで、さすがに職業的にちょっと覗いて見る気にな
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2020年10月05日
オーストラリアウズラというその和名からは全国に普通にいそうな誤解を招くが、実際はオーストラリアではヌマウズラ以外の全てのウズラ類は観察も難しい。撮影はもっと難しく、ヌマウズラ以外は大半の場合は足元から打ち上げ花火のように飛んでいく後ろ姿を見つめるだけだろう。今回分布の最北部に近いアサートン高原でオーストラリアウズラ(成鳥オス)を撮影できたことは幸運だった。なかなか次はないだろう。
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2020年10月03日
前回の投稿の続き。
まあ既に述べることは延べ終わってるけど作例がまだあったので。
動画を含め全体的にソニーの方ができることが多く、スチル画質面は接戦、本体サイズは圧倒的に小さい。デメリットは液晶ビューファインダーです。老眼が来ている私はあれがすごく見辛いです。ニコンの方は慣れに加えてAFの安定性(ズレることはあっても迷うことはない)、光学ビューファインダー、バッテリーの持ちで優勢。まとめると
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2020年10月01日
私の長年不変の機材であるニコンAPS-Cカメラ(現在はD500)+300mm f2.8(初期型)との比較です。ニコンセットが約4kgあるのに対し、ソニーセットはおよそ半分。シルエットも小さくごく普通のバッグに十分入りそう。オーストラリア国内を旅する時はジェットスターやヴァージンのお世話になることが多く、彼らの機内持ち込み7kg制限はノートパソコンと双眼鏡も手荷物にするとオーバーする。その点小さいの
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2020年09月29日
9月23日の投稿『ケアンズ郊外でツルのねぐら入りを観察しようツアーのご紹介』での通り、日曜日に7名の参加の中でツアーが行われた。当日は日中畑や牧場にいるのツルは極めて少なくて残念だったものの、もともとそれは前座の位置付けでありメインとなる日没を背景にしたねぐら入りシーンは今シーズン最多クラスの700羽が飛来し、それも最後の10分くらいの短時間にまとめて押し寄せたのでなかなかの見応えだった!特別野鳥
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2020年09月27日
私はずっとニコンユーザーで、野鳥用の機材は初代サンニッパ+APS-Cのカメラというセッティングは、なんと2007年ごろからもう十何年も変わっていない!
印刷もコンテストへの応募も何もしない私がカメラに求めるのは画質ではなくて、セスジムシクイに代表される希少種を1秒未満のシャッターチャンスでも絶対に捕捉して証拠画像を残せるか否かであり、あるいは体が宙に舞うほどの劇揺れの漁船の上から、波間を縫って飛
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