ケアンズ周辺にはマングローブ林、サバンナ、海岸林、硬葉樹林、淡水湿地林、低地熱帯雨林、高地熱帯雨林など多数の異なる環境があります。それらの中からその時期に状況のよい4〜5カ所を選び巡っていきます。数も種類も豊富な野鳥、止む事のない歌声、派手な色彩、年中続けられる繁殖、三分の一程度が固有種、あまり逃げない鳥達、など世界有数のバードパラダイス【ケアンズ】の探鳥をご体験下さい。
定番の海外探鳥地ケアンズ。Birder紙における「憧れの海外探鳥地投票」で二位に選ばれました。町にも森にも鳥が溢れ、姿や声が目や耳に入らない事など無い程の豊かな環境です。
山野にはワライカワセミ、アオバネワライカワセミ、モリショウビン、ヒジリショウビン、ナンヨウショウビンといった多くのカワセミ類、乾燥地帯にはハゴロモインコやアカオクロオウム、イチジクインコなどのインコやオウム類、水辺にはカザリリュウキュウガモやアオマメガン、セイタカコウといった派手で美しい鳥が多いのも特徴です。
せっかくオーストラリアまで行くのなら、野鳥だけではなくてその有名な動物達も見たいという声が以前から一定数あり、長年オーダーメイドツアーとして行ってきたものをツアー化しました。野鳥約200種類に加えて哺乳類も約20種類を観察が見込まれるというAAK Nature Watchのフラッグシップツアー、通称200+20です。
AAK Nature Watchが運営するマランダ村にある民宿ジョンストンベンドキャビンから発着するミニ・ナイトツアーです。車内からの観察になりますので少々の悪天候でも関係なくお楽しみいただけます。多くの場合、15m以内で目線の高さでフクロウに出会うことができ、2時間で最多出現記録は13羽です。
普段ペットショップや花鳥園で見かけるようなオウムやインコがケアンズ周辺には自然に暮らしています。このツアーではそういった鳥達の野生の姿や暮らしにフォーカスしていますので、バードウォッチャーでなくても飼育系の愛鳥家の方々にもお楽しみいただけます。日中は様々な場所で餌をとったり大空を飛ぶインコやオウムを観察し、最後は彼らの集団ネグラ入りを見学します。特定の目標やターゲットがあるかたは、他のご参加者がない貸し切りプランのご利用をお願いします。
ケアンズでの探鳥、とりわけ日帰りや2日間程度の短いツアーで悩むのがどの鳥をお見せしようかという事です。この地の固有種も大事ですが、南国らしく美しい種類、特殊な生態を持つ種類など選択肢は多くあります。このツアーでは特に写真派の方々の被写体として人気が高いカワセミ類に時間を集中します。ケアンズ周辺では9種類のカワセミが暮らしており、渡りをするものが若干いるため通常最大で8種類をツアー中に記録できる筈です。
ケアンズでは観光風の日帰りほ乳類観察ツアーが多くの旅行会社によって行なわれています。しかしそれらは観光やジョーク、餌付けを交えたエンターテイメント的な家族向けのものであり、熱心なネイチャーファンを本当に満足させるものではありませんしガイドの経験値や知識量も私たちAAK Nature Watchとは比較になりません。この24時間ツアーは真剣なナチュラリストに最適です。カモノハシ、カオグロキノボリカンガルー、キミドリリングテイル…
ケアンズでは観光風の日帰りほ乳類観察ツアーが多くの旅行会社によって行なわれています。しかしそれらは観光やジョーク、餌付けを交えたエンターテイメント的な家族向けであり、熱心なネイチャーファンを本当に満足させるものではありませんしガイドの経験値や知識量も私たちAAK Nature Watchとは比較になりません。この二泊三日のツアーは真剣なナチュラリストに最適です。有袋類や単孔類のアカネズミカンガルー、ケナガワラルー、ハリモグラ、ヒメフクロネコ、エレガントワラビー…
ケアンズ郊外の世界遺産の熱帯雨林、「クィーンズランドの湿潤熱帯地域」には12種の固有種達が分布しています。
しかしケアンズ周辺は他にも見栄えの良い鳥や不思議な生態で人気の鳥が多いため、12種の固有種達は短期間のツアーではあまり時間を割きません。このツアーでは逆に固有種に集中して二泊三日という短期間で狙っていきます。観察派向きの欧米人風ツアーです。
ケアンズ市内で行なう為に移動に費やされる時間がほとんどなく、時間は短めですが中身の濃い半日ツアー(徒歩)です。途切れる事無く鳥が出続け、鳴き続け、終わる頃には50種類を観察しているかもしれません。午前、午後どちらでも可能です。
ケアンズから比較的気軽に出かけられる範囲内では最もオーストラリア的、内陸性の鳥相が見られるエリアですから内陸部の入門編という位置づけです。その年の降水量によって当たり外れの激しいエリアですが、セキセイインコやオカメインコで知られるようになってきました。
ケアンズから国内線で移動した先にある一般のかたが訪問可能な最高の内陸部です。特にオウムやインコで知られ、モモイロインコ、アカビタイムジオウム、セキセイインコ、オカメインコ、モモイロインコ、アカオクロオウム、ミドリマキエインコ、クスダマインコ、ハゴロモインコなどが群れで飛び回ります。毎年何週間もの訪問を重ね…
いつかは行ってみたい、とオーストラリアのバーダーも憧れるアイアンレンジ国立公園。通常の乗用車ではたどり着く事さえ不可能な道路事情の悪さと、アボリジニ居住区であるゆえ宿や食事などのロジスティックの難しさゆえオーストラリア人にですらツアー以外ではあまり訪問されないでいます。ケアンズから片道2日かけての悪路移動はオーストラリアで初めて探鳥するといった人には割にあいませんし、アイアンレンジに多く存在する固有種に関心がある人のみご利用下さい。7-10月がオススメです。
ブリスベンまたはゴールドコーストからアクセスできる山間部はオーストラリア屈指の探鳥地、特に写真が撮りやすい所として知られています。野鳥の名物は金色と黒のツートンカラーを持つフウチョウモドキや、青いものをコレクションして求愛するアオアズマヤドリ。他にも人を全く恐れない鮮やかなキンショウジョウインコやアカクサインコ、美しい色合いのルリオーストラリアムシクイやフヨウチョウなどが数メートルの近距離で素晴らしい被写体になってくれるでしょう。3月上旬の秋と、11月上旬の春がベストシーズンですが通年可能です。
タスマニア島にはその面積や高緯度からすれば驚きの12種類もの固有種が暮らしています。その中でも大きなイヤリングをしているようなキミミダレミツスイや突撃ラッパのような変な声で鳴くクロフエガラス、そして可愛らしいミドリホウセキドリなどは人気です。美しいサンショクヒタキ類や絶滅危惧種のオトメインコにも是非会いたいものです。11月から2月までがオススメです。
成田から安心のカンタス航空の直行便が毎日飛んでいる大都市メルボルンは、州単位ではオーストラリア最多の野鳥種数を誇っています。西部の砂漠地帯、北部の乾燥林、南部の大湿地帯、東部の山岳地帯などこの小さな州に多様な環境があるかを物語っています。4−5月や9−11月がオススメです。
もともとは以前オーストラリア南部のインコやオウム類を一度の旅で根こそぎ見てしまおうと自分用に特別に計画したものでした。その3州を股にかける旅があまりに面白くて人生で最高の旅行となり、これはどなたでもお楽しみいただけるだろうとツアー化しました。
オーストラリア北海岸のダーウィンやカカドゥ国立公園の名物はムナグロヤイロチョウ、ヒスイインコ、コキンチョウといった美しい固有種であり、多数のフィンチ類であり、世界最大クラスの国立公園であるカカドゥ国立公園が見せる雄大な光景やアボリジニ文化での探鳥でしょう。8月から10月上旬がオススメです。
オーストラリア大陸の左下角のあたりは独自の気候と生態系で知られ、多くの固有種を有しています。オーストラリア随一とも思う美しい海とヒース林、巨大ユーカリ林、咲き誇る野草のなかでの探鳥は壮快で病み付きになります。自然が穏やかで、オーストラリア北部や内陸砂漠地帯の暴力的な暑さやからすると別の国にいる感があります。1週間ほどの短縮版にしても大半の固有種を見ることができます。
AAK Nature Watchは専門の鳥類の他にもオーストラリアの自然、野生動物、辺境、植物などにおいて日系では類を見ない程の経験と知識、自然科学ネットワークを有しています。また総合旅程管理者資格に代表されるように旅行業の経験も長く、ご旅行の総合的な企画やご案内が可能です。お気軽にお問い合わせいただき理想のツアーを組んでみましょう。
円高時に前もってご購入いただき、後日ツアーご予約時にお使いいただく事を想定したものですが、ご家族やお友達などへの文字通りギフトとしてもお使い頂けます。