タスマニア島にはその面積や高緯度からすれば驚きの12種類もの固有種が暮らしています。その中でも大きなイヤリングをしているようなキミミダレミツスイや突撃ラッパのような変な声で鳴くクロフエガラス、そして可愛らしいミドリホウセキドリなどは人気で通常12種全部を記録することができます。それ以外でも美しいサンショクヒタキ(バナー写真)や近い仲間のノドアカサンショクヒタキやセグロサンショクヒタキという美麗種トリオ、絶滅危惧種のオトメインコ(夏の渡り鳥)にも是非会いたいものです。
またタスマニアのような高緯度地方の短い夏において楽しんでおきたいのは南極系の海鳥観察です。現地の野鳥ファン数名と共同で海釣り船をチャーターし、最大6種類のアホウドリ類、モグリウミツバメ、マダラフルマカモメ、ヒメクジラドリ、ヒメアシナガウミツバメ、 メグロシロハラミズナギドリ、ノドジロクロミズナギドリなどこの海域以外なかなか見る機会の無い海鳥やオットセイやイルカクジラ類が期待されますが、船が苦手な方は別の行程も可能です。例えばタスマニアデビルを狙うとかアカハラワカバインコを見に行くとかです。
なおタスマニアではペンギンやミズナギドリの塒入り上陸が自然な形で観察もできます。ウォンバット、ベネットワラビー、アカハラヤブワラビー、ヒガシシマバンディクート、フォレスターガンガルー、フクロネコなど豊富なほ乳類も魅力です。4名様程度お誘い合わせの上ご検討ください。
ツアータイプ | 料金タイプ | ツアー料金 |
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タスマニア固有種と海鳥ウォッチング | お一人様(二名様一室) | A$2350 |
*14歳以下は半額です
*お一人部屋ご利用のケースでは1部屋につき$250追加
本文で触れている以外では、オリーブハチマキミツスイ、ズグロミツスイ、キノドミツスイ、タスマニアオグロバン、タスマニアヒタキ、アカビタイキクサインコ、タスマニアトゲハシムシクイ、クリイロヤブムシクイ、メジロヤブムシクイ、ムナジロウ、オーストラリアシロカツオドリ、キイロオクロオウム、ルリオーストラリアムシクイ、ズグロチドリ、ニオイガモなどがいます。35羽しか生存していない絶滅寸前のアカハラワカバインコを見に行くアレンジも可能です。もう本当に見られなくなりますよ。2018年12月の旅行では全固有種12種を含む野鳥約120種と哺乳類11種を記録しました。
場 所 | 時 間 | 内 容 |
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1日目 | タスマニア島ホバート空港に集合(メルボルン経由カンタス航空便など) | |
ホバート周辺で探鳥 | ||
タスマン半島付近泊 | ||
2日目 | 終日 | 漁船をチャーター、海鳥観察船を開催します。 |
夜 | ナイトツアーを行いほ乳類やフクロウ類を見に行きます | |
ホバート泊 | ||
3日目 | 午前 | ホバート郊外で水鳥、山野の鳥を探鳥します |
午後 | 各地で探鳥しつつブルーニー島へフェリーで移動 | |
ブルーニー島泊 | ||
4日目 | 終日 | 私有地を探鳥、午後も島内各所へ |
夜 | ナイトツアーを行いコガタペンギンやハシボソミズナギドリ帰巣を見に行きます | |
ブルーニー島泊 | ||
5日目 | 午後 | フライトまでの最後の探鳥、ホバート空港にて午後解散 |
※これらはコース1例でカスタム可能です |
*望遠鏡や衛星携帯電話を携帯し、救急処置の資格も持つ日本語野鳥ガイド
*ミニバスまたは4WD
*海鳥観察用の漁船チャーター費
*皆様の宿泊費
*私有地の使用料
*ガイドの宿泊費、食費
*カーフェリー代
*初日の集合前までの費用および最終日解散後の費用
*お食事お飲物代
最小催行人数:大人4名様(5名様以上は割引がございます)
最大催行可能人数:10名様
このツアーは毎年12月下旬から2月上旬に企画します。乗合希望の方はお早めにお知らせください。
ケアンズからのフライトや漁船チャーターが時価のため参考価格にて算出しています。正確な金額はお申し込みをお預かりさせて頂いた後にお知らせ致します
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