成田からカンタス航空の直行便や日本航空が毎日飛んでいる大都市メルボルンは、州単位ではオーストラリア最多の野鳥種数を誇っており、ケアンズと並んで探鳥の盛んな地域でオーストラリア野鳥の会が本部を置いています。乾燥林ではサンショクヒタキ、ノドアカサンショクヒタキ、キボシホウセキドリ、ホウセキドリ、チャガシラハチマキミツスイが、冷温帯林ではコトドリ、ベニマユキノボリ、キンショウジョウインコが、ナイトツアーではコガタペンギン、ススイロメンフクロウやオニアオバズクが、湿地帯ではヒメクロクイナやオーストラリアクイナ、ロウバシガンなど幅広い環境と野鳥が点在しています。3月-4月中旬と9−10月がオススメです。最終日に訪問する大湿地帯は個人的にオーストラリアNo.1の探鳥地であり太田は特別な立ち入り許可と鍵を持っています。
サンプル行程は森の小鳥にやや軸足を置いたものですがメルボルン周辺は探鳥地が多いので、時期、ご興味に応じて様々にカスタムすることができます。憧れのオウムであるアカサカオウムとクルマサカオウムを探す内容にしたり、北西部の砂漠地帯でムラサキオーストラリアムシクイやクサムラツカツクリを探す事も可能です。北東部にて珍種クビワミフウズラやミミジロセグロミツスイを探すのも価値があります。沖合はオーストラリアにおける海鳥観察のメッカであり、海鳥を中心とした内容も可能です。このエリアは明確に四季もありますので上記記載の中からご希望内容をいくつかご相談ください。更に三日ほど日程に追加で余裕があればすぐ近くの島であるタスマニア島ツアーと合体させることもできます。
ツアータイプ | 料金タイプ | ツアー料金 |
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メルボルン バードウォッチング | お一人様(二名様一室) | A$2260 |
*このコースはツアー(旅客運送業)ではなく、野鳥ガイド業務の提供です。お車は皆様にご用意、運転して頂く必要があります。もしくはご相談下さい。
*最少催行人数を満たしている場合14歳以下は半額です
*お一人部屋ご利用のケースでは1部屋につき$375追加
その他にコシアカアレチムシクイ、オジロアレチムシクイ、ヒガシキバラヒタキ、エミュームシクイ、ルリオーストラリアムシクイ、アンナイドリ、アカクサインコ、ナナクサインコ、ジャコウインコ、オーストラリアトラツグミ、ハイイロフエガラス、キイロオクロオウム、スズミツスイ、フジビタイコバシミツスイ、ハイガシラミツスイ、アカミミダレミツスイ、キムネミツスイ、アカハラワカバインコ(檄難)、オーストラリアサンカノゴイ(難)、ハジロクロハラアジサシなど約半数がケアンズでは見られない鳥になります。フクロムササビ、コミミリングテイル、フクロモモンガ、コアラ、クロカンガルー、ウォンバットなどの有袋類も毎回記録されています。
日 程 | 時 間 | 内 容 |
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1日目 | 朝 | 各自メルボルン空港に集合(前夜に成田を発つ便で間に合います) |
終日 | 探鳥しながら移動していきます。 | |
ベンディゴまたはヒスコート泊 | ||
2日目 | 終日 | 探鳥しながら移動していきます。 |
セイモアまたはベンディゴ泊 | ||
3日目 | 午前 | 探鳥しながら移動していきます。 |
夜 | ナイトツアー(フクロウ類、有袋類、星空)を行います。 | |
ドロアンまたはワラガル泊 | ||
4日目 | 終日 | 探鳥しながら移動していきます。 |
夜 | ナイトツアー(ペンギン)を行います。 | |
メルボルンまたはウェリビー泊 | ||
5日目 | 終日 | 一般立ち入り禁止の鍵がかかった保護区を中心に探鳥します。 |
メルボルンまたはウェリビー泊 | ||
6日目 | 朝 | メルボルン空港で解散(その日の夕方に成田へ到着可能) |
*望遠鏡や衛星携帯電話を携帯し、救急処置の資格も持つ日本語野鳥ガイド
*皆様の宿泊費
*ガイドの宿泊費、食費、旅費
*10%の消費税
*レンタカー代やガソリン、保険料
*食事代、お飲物代(レストランにて各自お好きなメニューをご注文頂き、解散までにまとめてご清算下さい)
*集合前、解散後の費用
最小催行人数:大人2名様(3名様以上は割引がございます)
最大催行可能人数:7名様
このツアーは毎年4月上旬に企画します。乗合希望の方はお早めにお知らせください。
※通常のレンタカーは未舗装道路の走行や日没後の町以外区域の走行に制限を設けており、行動に支障が出る可能性がありますので事前によくお調べの上で手配されてください。
※スケジュールや順番は状況に応じて入れ替わったり変更されることがあります。
各種機材を取り揃えてあります。レンタル機材一覧をご覧になりたい方はこちら