2020年09月19日
ケアンズ周辺ではアカビタイムジオウムは珍しい野鳥であり、イメージとしてはマリーバ付近に十数羽、ケアンズ市内に四羽、とかそんなん。これを狙って出会うにはかなりの運も必要になる。
ただこうして水を飲む場所、まれにねぐら入りする場所、営巣の実績がある一角などのデーターは蓄積してきておりアカビタイムジオウムだけを1日探しててもいいという依頼なら50%くらいの確率は出せるかもしれない。
これは2017年
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2020年09月17日
ケアンズの近郊では一番の晴天率を誇りイコールそれは乾いた風土であることを意味するエリアでの探鳥。前回更新のオオニワシドリもそうで、でなければあんなに芝が枯れているなんてアサートン高原ではありえない。写真はカノコスズメ。
オーストラリアガマグチヨタカのペアは健在。
普段行かない方まで足を伸ばすと崖になっており、そこにはキボシホウセキドリが営巣しているようだった。
川沿いでは巣材を加えたハシブト
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2020年09月15日
木の上にいたオオニワシドリが何か白い小さいものを「ボトっ」と落としたので、一瞬オオニワシドリがチョウショウバトなどの巣から卵を盗ってそれを誤って落とした、と思った。がよく考えればオオニワシドリが他の鳥の巣を襲うことはない。じゃあ何を落としたのか?
拡大してみるとカタツムリの殻、又は何か貝のようなものだ。なるほど、アズマヤを装飾するためにどこかで拾ってきた貝を誤って落とし、それを拾い上げたわけか!
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2020年08月18日
ケアンズ周辺の固有種であるメグロヤブムシクイは、それによく似たハシナガヤブムシクイのケアンズ亜種と識別が難しいことで知られる。外見は確かに似ており、違う点はごく簡単にいえばメグロヤブムシクイは黒っぽく(特に顔のあたり)、ハシナガヤブムシクイはやや明るい色をしている。しかし同一の個体を連続撮影しててもカットによって明るく見えたり暗く見えたりするので、そのほかの識別点と組み合わせて判断するのが望ましい
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2020年08月16日
ジョンストンベンドのブラシの木がこの1ヶ月ほど満開を続けていて、大量のミツスイが訪問している。コゲチャミツスイをあえて西日の逆光の中を撮影してみた。
引っ越してきた初期の頃に植えたヤマモガシの木およそ十数本も3mを超えて成長し、ほぼ一年中野鳥を引き寄せている。これはケープヨークハゲミツスイの若鳥。
ジョンストンベンドの松林セクションでは今年はアカハラオオタカが営巣している。ただ30m以上の高い
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2020年08月03日
オーストラリア国内に5つの亜種があるハイイロモズツグミ。『ハイイロモズツグミの写真を番組で使用したい』とのことでサイト上にあったものを探してみた。なお商用の場合は有料です。それはこの数年一貫してます。
これはタスマニア亜種だな
これはアリススプリングス亜種の若だな
これもアリススプリングス亜種だけど成鳥だな
これは地元北クィーンズランド亜種だ。このブログは16年休まずに続いているので他にも
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2020年07月21日
イエスズメやシマキンパラなどの移入種勢や文鳥や十姉妹などの飼い鳥にちょっとだけ似ているため、シマコキンも「ネイティブ?」と尋ねられることがあるけどもちろんネイティブの野鳥である。
自宅ジョンストンベンドには主に乾季の間に連日群れがやってくる。雨季になるとほとんどいなくなるのも良いことだと思っている。ここに依存されるのは良くない。
乾季の間シマコキンがジョンストンベンドにやってくるのは、食べ物以
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2020年07月19日
オーストラリアキンバトは地上が生活の場であり逃げる時以外に木に上っていることは少ない。やはり地面を歩いている時よりも目線の高さに上がっている時の方がはるかに美しい。
実はこれ自宅ジョンストンベンドの餌台を支えている枯れ枝。いまだにキンショウジョウインコの一羽だけが成功しただけだが、オーストラリアキンバトやチョウショウバト、セイケイなどがこうして餌台を狙って接近する(しかし餌台が小さすぎて
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2020年07月17日
私の仕事机の背後に窓があり、その向こうに池と餌台がある。普段そこにいる野鳥はシマコキン、ヤブツカツクリなどほぼ決まっているのだけど、何か普段と異なるざわめきのようなものを感じ振り返るとそこには
なんと!キンショウジョウインコ様がシマコキン用の餌台に!!これまでヤブツカツクリ、オーストラリアツカツクリ、セイケイ、チョウショウバト、オーストラリアキンバトなどがこの餌台に飛びつくことを試みたもののいず
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2020年07月15日
ケアンズ周辺固有の野鳥であるキスジミツスイは秋の間は留守だったが、冬になって我がジョンストンベンドに戻ってきた。他の多くのミツスイとともにヤマモガシの花やアンブレラツリーの花、ブラシの木の花を行ったり来たりしている。
鳴き声はとても目立つものの、ゴチャゴチャ茂った場所の地面を生活の場にしているためあまり全身が見えることが多くないムナグロシラヒゲドリ。一方で大胆な性質も隠し持っており、一度あいてい
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