2019年02月07日
10万羽のセキセイインコを求めて/その2からの続き。
結局ニュースになるような大群は見られなかった第一次遠征だったが、そのおかげですでにウィントン地方から群れが移動していることがはっきりした。であれば他のエリアを探すべく会議の上インコオウム写真家のO君を別の方角に派遣した。まだ数百キロ圏内のどこかにいるはずである。
2−3日して第二次遠征隊の出発の前日、O君から「2万羽の群れを見つけました!」
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2019年02月05日
10万羽のセキセイインコを求めて/その1からの続き。オカメインコも到着。
そういえばこの地域は砂漠であり村々の水はどこからまかなっているかというと、地下水。いわゆる井戸水なのだけど井戸の深さは東京スカイツリーがおよそ2本縦に収納できる深さとなる1200m。実に1200mも地表から掘り下げないと水が手に入らないのがオーストラリアで、もうそれはダイヤモンド採掘並みの規模の水道水だといっていい。全ての
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2019年02月03日
2019年の1月上旬。クィーンズランド州西部に10万羽規模のセキセイインコが発生していることがインターネット上や一部のローカルニュースで報道されていたが、これまでの経験から私は「野鳥に関して、一般の人々の言うことはまるであてにならない」という持論から静観のスタイルをとっており、日本のインコ写真家のO君が「来週向かいます!」と連絡してきたときも「…他に何人か集まるなら行こうか?」という消極的な姿勢を
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2019年01月30日
あれは2009年11月のこと。
マウントアイザ郊外に発生したセキセイインコの大群(一万羽以内)に立ち会うことのできた私とO君はそれ以来もう一度あの光景に出会う事を推進力に私は野鳥ガイドに、O君はインコ写真家として本格的に昏倒していった。程なくしてYさんもそれに加わり、神出鬼没な野生のセキセイインコの大群を求めて過酷なオーストラリア内陸部で多くの月日を費やしてきた。
私はマウントアイザに10年間
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2019年01月25日
25日朝の時点でその数は推定15万羽に達しています。言葉が出てこない、とはこの事でこの光景を目撃できたラッキーなメンバーは「もう死んでもいいかな」と言っています。2−3人集まれば29日か30日ケアンズ発の二泊三日にて3度目の催行を計画中です(もちろんその時までこの群れがいる保証はありませんが)のでご連絡下さい。
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2019年01月23日
【速報】二万羽のセキセイインコが先ほど発見されました。24日早朝ケアンズ発、27日夜ケアンズ着のツアーは予定通り出発予定であと2席だけあいています。ケアンズから無理すれば車で行ける範囲にこの規模の大群が出るのは次は20年後かもしれません。すぐにご連絡下さい。
【23日19時頃追記】現地にいるインコ写真家の岡本勇太氏によれば「二万羽どころではない、とんでも無い数が移動中」との最新情報です。もうこん
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2019年01月23日
すでにメールマガジンなどでは何度か発表している通り、本来分布していないオオハナインコがケアンズ郊外のポートダグラスで繁殖していることを確認した。鳴き方の違いやオスの外見からオーストラリアの最北部ヨーク半島に自然分布する亜種ではないパプアニューギニア亜種、通称ワキアカオオハナインコと思わる。いわゆる外来種となり飼育個体が逃げ出したものと推測される。
ポートダグラスとヨーク半島とは幸い800kmの物
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2019年01月19日
シロガシラカラスバトは私の住むエリアなど、ケアンズ周辺ではごく一部でしかみられない。彼らも年中この標高にいるわけではないようで、その帰還は嬉しい。園芸種デュランタの実を食べる、私が確認している中では唯一の鳥類である。(他にはオオコウモリ-哺乳類)
マミジロナキサンショウクイの両親がすだち雛を連れて盛んに餌を捕っていた。
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2019年01月15日
タイトルの「Twitch」とは、バードウォッチングの世界において本来分布しない極めて珍しい野鳥がある国に迷い込んだ場合にそれを見に遠路を駆けつける狂った行動の事だ。自宅から車で行けるような距離のものは普通Twitchとは言わず飛行機とレンタカーを使って駆けつけるスタイルを主流とする。ほとんどの場合相手はたった一羽の鳥であり飛行機とタクシーを乗り継いで駆けつけたとしてもまだそこにいる保証は全く無い。
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2019年01月13日
タイトルの「Twitch」とは、バードウォッチングの世界において本来分布しない極めて珍しい野鳥がある国に迷い込んだ場合にそれを見に遠路を駆けつける狂った行動の事だ。自宅から車で行けるような距離のものは普通Twitchとは言わず飛行機とレンタカーを使って駆けつけるスタイルを主流とする。ほとんどの場合相手はたった一羽の鳥であり飛行機とタクシーを乗り継いで駆けつけたとしてもまだそこにいる保証は全く無い。
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