2015年05月28日
アカオクロオウムは大型台風によって破壊された地域からケアンズに移動してきた避難民だったはずが、依然としてケアンズからいなくならない。これだけ安定していると2013年まで彼らがケアンズに分布していなかったのは何だったんだろうか?と逆に考えたくなる。
←これはアカオクロオウムの群れが去った後の公園。まるで大嵐でも通過していったかのようだ。大型オウムの集団の破壊力は凄い。
一般的にこの地域の植物
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2015年05月14日
5月10日に野鳥画家として世界最高峰ともされるWillian Cooper氏がケアンズ郊外の自宅でお亡くなりになっていたことが3日経って新聞で発表された。Willian Cooper氏の描く優しい鳥たちの絵はあまりにも有名で、うちだけでも関係する本が数冊あるし絵はがきなどとして世界中に1億枚くらい存在するのではないかという巨匠。オーストラリアの野鳥の絵はがきやオーストラリアの鳥モチーフの小
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2015年04月17日
ワライカワセミの群れのロケハンをしていて、自由に出入りできるパブリックランドになかなかよさそうな場所を見つけたと思っていたら同じ場所にアオバネワライカワセミの縄張りも近接していた。日常的に人間が居る場所の野鳥はあまり逃げず、撮影に適している。以前同じエリアで見つけた農地の奥のポイントはアオバネワライカワセミは多数居るが人間が珍しいエリアにつき、車から降りなくても逃げるので実用的ではなかった。
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2015年03月20日
夏場になると姿が見えなくなることからどうも局地的な渡りをしているらしいが、詳細は未だ謎となっているケアンズ周辺のヒメミツユビカワセミ。数が少ないうえに世界のカワセミで最も小型とされ見つけにくい希少種なんだけど、地元の野鳥連絡網に先日実にユーモア溢れる、どこまでが本当かよくわからない報告が来て笑った。
『市内中心部のカフェにあのヒメミツユビカワセミが入ってきて、スピーカーに止まってジャズを楽
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2015年03月13日
落ち葉の移動なら、信頼と実績のヤブツカツクリ社をご利用ください。お電話一本でお庭に積もった落ち葉など、またたくまに片付けてごらん入れます。
ハトのように日光浴中。
こちらはアイアンレンジなどケープヨーク方面で見られる、首の肉垂れが白っぽい別亜種purpureicollis。
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2015年03月09日
メガネオオコウモリの大群のなかに現れたハイイロオオタカ。オーストラリアのGrey Goshawkは伝統的な和名はカワリオオタカだが、東南アジアにいるカワリオオタカとは外見がはっきりと違うためそれと区別するため近年の新進的な和名ではハイイロオオタカともいう。
食べるのか?オオコウモリを。オオタカが鳴いてもオオコウモリ達はまったく無警戒だが。
こちらはシロハラウミワシ。やはりオオコウモ
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2015年03月01日
2011年初頭にケアンズに現れたシロガシラツクシガモのつがいは、毎年ではないようなものの不定期に繁殖を続けている。本来シロガシラツクシガモはケアンズのような低地、それもマングローブなどの海水域の野鳥ではないのだけどこのの一族はそれに適応して生息域を広げている。
ヒヨコのうちは可愛いのに…
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2015年02月24日
ハシブトオオイシチドリはひょうきんな外見とは裏腹に繊細な性格であり、人や犬、車などがうろうろするようになった海岸からは真っ先に姿を消してしまう。人口の多いオーストラリア東海岸の中部や南部ではすでに壊滅的な状態にあり、ケアンズなど東海岸北部を訪れたオーストラリア人バーダーが非常に見たがる珍しい鳥になってきている。
ケアンズでも少なくなった。すばらしい景色の中で見たハシブトオオイシチドリはこ
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2015年02月07日
野生のオカメインコやセキセイインコは決まった場所に決まった時期にいるという野鳥ではありません。まったく居場所が決まっていない不規則な放浪型の生物で、日本にはそういった生物が見当たらない為ほとんど理解されていません。これから書く内容はオカメやセキセイなどの放浪型の生き物を見たいというお問い合わせを頂いた際に、近年決まってご返信さし上げている内容です。
オカメインコやセキセイインコなど砂漠の鳥
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