2015年10月13日
過去には一羽も居なかった年もあったけど、今シーズンは安定して滞在し各地で営巣もしていたキンカチョウ。欧米では野鳥の社会性を研究するモデル鳥として頻繁に用いられるほか、世界的に飼い鳥としても人気で「キング・オブ・フィンチ」となっている。
体のサイズからすれば結構立派な巣。完全格納型。
このキンカチョウ動画でアップロードが150本目。
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2015年10月10日
レンジャクバトの造形は見所が多い。オカメインコのような冠羽、翼の一部にある緑と紫の羽、飛翔時の「ぴゅるるるる」という羽ばたき音などだ。「うー?」とか「もー?」といった疑問型口調の鳴き声も好き。
鏡写しのレンジャクバト。
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2015年10月08日
ケアンズ付近にしか分布していない固有種でありオーストラリア人バーダーや欧米バーダーが探している鳥ながら、「綺麗」で「絵になる」相手が好まれる日本人バーダーにはほとんど注目されないメジロハシリチメドリ。動きも声も暮らしも面白く、見ていて飽きない鳥。
手ぶれ補正もない200mmf6.3のズームレンズと600万画素のデジカメ(ISOは640が限度)という今から考えればゴミのような機材で必死でこの暗
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2015年10月06日
生存のために特に大型の森を必要とするヒクイドリの未来は暗い。
現在のシニアがまだ幼い子供だった頃、オーストラリアの総人口はたった500万人だった。今は2300万人。人生の間に人口は5倍に達しようとしているという類を見ない人口大爆発に見舞われているこの国で「大型の手つかずの森」は減りさえすれど増えることはないだろう。次の世代中には日本の人口を抜き去る可能性さえあるともいうこのオーストラリアの人口爆
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2015年10月03日
恐ろしく地味な鳥。居ても誰もレンズを向けようとしない地味で小さく特徴の無い鳥で、それでいて絶えず動き回り高いところに居ることも多く撮りにくい。そういう種類は地元の人間が掲載するしかない。L9cm-ということで、本当に小さな鳥。
名前は「茶色」ながらケアンズ周辺で観察できる個体群は茶色味は感じ無い。色と亜種に関して図鑑間で説明が食い違っている点もあり、もしかして?と思わされる。
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2015年10月01日
近年の印象では2013年に次いで多数がケアンズ周辺に今冬滞在していたと思うチャイロハヤブサ。さすがに10月にもなると見かけなくなってきた。また来年沢山戻っておいで。
こんな環境にいる。いた。隣はお供のヨコフリオウギヒタキ。美しい曲線を描く牧柵。
今期は二回、内陸でチャイロハヤブサの凄いシーンを見てしまい一つは73秒の動画。世界中で野生動物を見てきた猛者5人が衝撃でその日の残りはシー
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2015年09月28日
この数年キバタンが集団でねぐらをとっている場所がある。ねぐらというのは不変のものではなく一時的なもので、オウムやトキにねぐらにされた木が次第に弱っていって枯れ、ねぐらも移動する。例の場所も6本あったメラルカの大木の内3本は枯死して切り倒され、今なお立っているのは3本。そのうちの1本は既に枯死ている。残りの2本もよれよれの状態だ。何度も枝を払われ、全盛期の三分の二程度の高さになっている。「次にケアン
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2015年09月26日
近すぎるハイガシラヤブヒタキ。オーストラリア固有種だけでなくケアンズ周辺の固有種の一つ。春夏は高地でのみ見られ、秋冬はもっと低いエリアにも降りてくる。一旦鳴き出すと、抑揚のない声で延々とヒ、ヒ、ヒ、ヒ、と鳴き続ける。
花の中で。帰化植物(カッコウアザミ)だけど。
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2015年09月22日
ナス科の侵略的外来植物であるSolanum mauritianumの種子分散の中心的役割を果たしているとして評判の良くないバラムネオナガバト。確かに彼ら以外は少なくとも鳥類は誰も食べていない気がする。
通常は山間部の樹上にいるが、キャンプ場の水道に降りてきた図。地上にいると山の鳥であるバラムネオナガバトもすっかり雰囲気が違って見える、というか何でもキジバトに見える。
なお、バラムネ
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2015年09月18日
写真はコスタリカのニショクキムネオオハシ。2017年にかけての現状の遠征(ケアンズ周辺は含まず)予定は以下の通り。
2015年
12月 ネパール(Ybird)
2016年
01月 カンボジア(Ybird)
コスタリカ(Ybird)
02月 コスタリカ(Ybird)
03月 クリスマス島とココス島
04月 メルボルン(Ybird)
08月 ダーウィ
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