2020年11月20日
連日40度越えの気温の中、悪条件の原野でキャンプをしていた一行のうち2名が体調不良のため撤退を決定。まあ無理もない。キャンプ、なんていうペラい言葉では本来カバーできないような厳しく無人の世界での野営だから。40度越えの気温でも夜には宿に戻れるのと、セスジムシクイ調査のように24時間どこにも逃げ場がなく14日間続くのとでは対象レベルが違いすぎる。2名離脱により人数はさらに厳しくなり、調査地点の中でも
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2020年11月18日
午前9時で気温が35度以上になり、道のない岩山を機材を背負って歩ける状況ではなくなってくる。まあできないことはないけど我々はこれによって報酬を得るわけではなくてボランティアであり、そこまで辛い思いをしたいとは思わない。2019年以降セスジムシクイ調査は『1日あたり1調査』を基本とすることに変更されており、10時以降は移動であったりキャンプ設営であったりを除けば個人の時間が設けられている。暑すぎて何
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2020年11月16日
毎年行われているセスジムシクイ調査は平均して2週間の僻地での調査になる。毎日野営地が変わり、道のない険しい山々を暑い中歩き回って地味な小さな鳥(セスジムシクイ)を探し、報酬はなく、逆にこの調査についていけるだけの車や装備を買い揃えるだけで何十万円(何百万?)もかかるような調査の何が楽しくて、仕事を休んでまで6年連続で参加しているのか自分でも全くわからない。
この恒例の遠征にはどんな装備が必要
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2020年10月11日
毎年5月ごろに辺境の砂漠地帯マウントアイザ周辺で行われているセスジムシクイ類の一斉調査。今年はコロナのせいで一旦は中止になったものの、11月に「繁殖調査」として姿を変えて行われることになった。繁殖調査には例年のような20−30人もの人員はいらない - 主力中の主力である6人が呼ばれているだけだ。
それは約2週間の無補給原野生活。私はアサートン高原の自然の中で普段暮らしているとはいえ、定期的にそう
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2020年03月14日
ワカナインコを久しぶりにみた。景色の良いところでは野鳥が多少離れていても満足感を得られる。
サンショクヒタキも連日たくさんいるのであまり反応してもらえなくなってきたが、オスが2羽いるとちょっと印象が違う。
キョウジョスズメも。3日連続?ちょっと出過ぎじゃない?それになんか生息環境間違ってるようなところにいるし。
かなり離れたところにエミューが何羽かいた。そこで、手と杭を使って「とある音」をし
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2020年03月12日
パースのツアー報告の途中だけど、ちょっと一息ということでスマホで撮った風景などを紹介。これは徹夜明け?のパースの朝焼け。オーストラリアでよくみられるピンク系の空です。
私はレンタカーのヘビーユーザーです。普段はハーツを使っていて、通常はトヨタかヒュンダイが貸し出されることがほとんどなのに、今回パースでは初のシュコダをあてがわれた。メルセデスと同じでハンドルの右レバーでワイパー、左レバーでウインカ
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2020年03月10日
とあるダムでは人気のニオイガモが数羽で立て続けにマロンを採っていた。マロンとはオーストラリア南西部固有の大型淡水ザリガニで、語源は現地アボリジニ語の“Nyungar marran"とされる。地元のレストランなどでもメニューになっていたけど、一人前で$80とかのスーパー高級食材であり食べられなかった。ニオイガモのまるで鵜のような高い潜水能力はマロンを獲る時に発揮されるのか。後日動画でも紹介するよ。
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2020年03月08日
サンショクヒタキの南西オーストラリア亜種campbelli。基亜種と比較してもオスは別に違和感がなく、言われなければ気がつかないけどメスは頭部の灰色が濃く、基亜種とは雰囲気が異なる。こういうのも次第に別種になっていくのか。声は同じかな。
オーストラリアの象徴的な食品であるベジマイトの缶の前に立ったよ!(ベジマイトとはオーストラリアで広く食卓に登場する味噌のような、塩味のペーストでバターとともにト
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2020年03月06日
この場所は昔私がムラサキオーストラリアムシクイとウスアオオーストラリアムシクイを同時に見た場所だったけど、時を経てもオーストラリアムシクイのポイントであり続けていたようだ。写真はエクリプスのオス(約30%)とメス。
前回の記事でも出てきたけど、この杭は完璧過ぎ、何かミールワーム的な仕掛けがあるのではないかと意地悪に探してみたが見つからなかった。確かにオーストラリアでは日本や東南アジアみたいにバー
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2020年03月04日
夏のパースへ通訳兼アシスタントガイドとしていくことになった。パースはこれまでも数えてみると長短合わせて6回も行っており、まだ見たことがない留鳥の野鳥はもう存在しない。しかし、時は夏。オーストラリアの夏は珍鳥の季節である。東南アジアで停止するはずだった渡り鳥がそのまま通り過ぎてオーストラリアまで入ってきてしまったりする。特に近年パース周辺は珍鳥が多く出現し、これまでメルボルンがそうだったように「夏の
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