2024年06月20日
バークタウン付近では毎年どこかで2000-3000羽級のアカビタイムジオウムの集結をみる。紙吹雪のよう。初めてこういうのを見たら感動する。
内陸都市マウントアイザに降り立ってから5日目の夜、ようやく海に出る。マングローブ、干潟、名物の夕焼け。カルンバに到着だ。
カルンバの夕焼けはいつ来ても凄まじい。無加工でこの色。
この村はこの夕日だけでも食っていける。人口に匹敵するような数の観光客
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2024年06月18日
マウントアイザからグレゴリーへ続く76号線や、バークタウンを経てノーマントンに向かう国道1号線は発展に取り残されていまだに結構荒い未舗装道路の数百キロ区間として存在しており「1号線を使ってオーストラリアを一周」などにこだわるサイクリスト、4WDを持たないバードウォッチャーに大きな壁として立ちはだかる。しかしこの区間は毎回野鳥の濃い部分であり、今回も終了時には「ミラクルロード」との敬称を授かった。
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2024年06月16日
欧米のツアー会社に一年以上前から6月下旬から12月までのスケジュールを抑えられてしまう近年、直前まで旅行の計画を立てない傾向にある日本の方々がお申し込みできるAAK Nature Watchのツアーがない、という状況が続いている。そこで繁忙期になる前に可能なツアーとしてサバンナウェイ7日間を企画し、今年から募集することにした。参加者は飛行機でマウントアイザへ到着するので、私は1日半前に自宅を出て1
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2024年05月21日
マウントアイザではセキセイインコの群れがペア作り、縄張り争い、樹洞争いを繰り広げていて人間は20mほどまで近いてそれをじっくり観察できた。
時期としては今は秋の後半で、まもなく冬が訪れる。飼育書などに書いてある「春に繁殖する」という断定は現地を見たことがない人が書いたのだろう。セキセイインコは冬でも活発に繁殖する。雨さえ降ったなら。その雨がいつ降るかさっぱり傾向がないのが内陸部の困ったところだ。
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2024年05月19日
なんか空が騒がしいぞ、と見上げるとハゴロモインコ飛行隊が飛んできて
近くを飛んでいたアカハラオオタカの若鳥に猛攻を加え始めた。
ハゴロモインコって基本怖がりだけど、そんな攻撃的なキャラだったっけ?初めて見た。
10分以上が経過しても依然として追いかけ回されるアカハラオオタカと、激怒しているハゴロモインコの群れ。
メジロ押しならぬ「モリツバメ押し」。
ショウキバト2羽の髪の
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2024年05月17日
すでに速報済みの通り、17回目のマウントアイザ遠征を終え無事に野生のセキセイインコやオカメインコ、キンカチョウなどを見て帰ってきた。私は公式なツアー中はそもそもカメラを持っていないので手短なレポートのみ。
4月末の時点で今年に入ってから多いところでは5000mmを超える雨が降っているケアンズ周辺を脱出できることは嬉しい。2024年になってからたった10日しか晴れておらず残りの110日は雨が降って
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2024年04月29日
https://youtu.be/w-XvtdY4sLM
ブリスベンからケアンズへ車で三日かけて戻りながら撮影したオヒロヨタカ、ハーバートイワワラビー、ノドグロヤイロチョウなどの映像。ノドグロヤイロチョウはケアンズ周辺では近年こういった道路に出てくるような簡単な出会いはほとんどなくなりましたが、タウンズビルのあたりにはまだいっぱいいるようです。
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2024年04月17日
日豪における圧倒的な差の一つが携帯電話のカバー率。左の地図の紫の部分が、国内第3位のキャリアにおける携帯電話がつながるエリアだ。もう、ほとんどカバーする気もないという状態。無人に近い国土なのだからカバーしてもしょうがない。だから町を出ればすぐに圏外になりスマホも役に立たなくなる。「スマホをナビにしてレンタカーで旅に出る」という日本の人、まあやりたければやってみるといい。なおレンタカーはほとんど全て
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2024年04月15日
無事ゴールドコースト(ブリスベン)地区でのご案内の仕事を終えた私はケアンズまで2500kmを運転して帰宅の途についた。この辺の距離感覚はケアンズの人とかともだいぶズレがあるみたいで、私は1日数百キロ運転するなんて毎日のことだけど外部のガイドに仕事を回そうとして『そんなに長時間働けない』だとか『1日にギリスレンジを2往復するなんて冗談じゃない』『朝の2時に起きるとかおかしい』などと言われることが多く
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