2019年12月20日
少し間があいたけど先日の弾丸ゴールドコースト(ブリスベン)報告の続きを。ケアンズ周辺では超難しいアカクサインコ(別の亜種)はこちらでは全くの普通種。色合いもぼんやりしておりサイズも異なり、分布も1000kmくらい断絶しているのだから別種でいいと思う。
昔はたくさん見かけたのに今年ほとんど姿が見られなかったのはこのウォンガバトバトだ。声はあちこちからするが近いところには出なかった。
フヨウチョウ
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2019年12月14日
オーストラリア第三の都市であるブリスベン(人口約225万)や、そこから車で1時間15分ほど離れた大規模リゾート市であるゴールドコースト(人口45万)はケアンズと同じクィーンズランド州にある。ブリスベンもゴールドコーストもそれ自体はさして探鳥地ではないものの、背後にそびえる山間部はオーストラリア屈指の探鳥地、特に写真が取りやすい所として知られている。ただそれほど多様な環境があるわけではなく、多くの人
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2019年12月12日
たまにはモノクロも面白いでしょう?実際は赤い懐中電灯の光のせいで真っ赤になってしまった写真を中和するのにモノクロがちょうど良かっただけだけど…。オーストラリア南部各地で見られるコガタペンギンのねぐら入り。そのほとんどの場所ではフラッシュや白い懐中電灯の使用が禁止されており赤色ライトのみ。なお最も有名なメルボルンのフィリップ島ではいかなる方法を用いようとも撮影自体が完全に禁止されている。それは一体何
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2019年12月10日
メジロキバネミツスイはオーストラリア南部の普通種ながら、黄色と黒のコントラストとひょうきんな表情(髪型)、なかなか見どころの多い野鳥だと思う。
普段なら真っ先に見かけるタスマニア固有種の一角であるタスマニアヒタキだけど、今回はちょっと時間がかかったがいいところに出ていた。
サザナミスズメは顔が野鳥っぽくなくて、立ち込めるすごい違和感。この2-3ヶ月居ついているそうな。左奥で霞んでいるのは固有種
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2019年12月08日
セグロサンショクヒタキ、なんていう和名よりもピンクロビンという英名の方がずっといい。この鳥の存在感はすごいものがあり、これだけで2−3日は幸せでいられる。これだけを見にくる価値がある。
その色違い、という表現がぴったりのノドアカサンショクヒタキ。これも息を飲むような色なのだがピンクには敵わないか…?
ちなみにオスとメス(ノドアカサンショクヒタキ )。
オリーブモズヒタキは近くで出会うのがやや
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2019年12月06日
絶滅危惧種ズグロチドリは相性が悪かったのか数年前までは苦労させられたが、近年は100発100中で出会っている。もちろんそれはオーストラリア野鳥の会によるキャンペーンや保護措置も効いて来ていると思う。この浜もフェンスによってズグロチドリの繁殖ゾーンが人間の立ち入りから守られている。
とことん変な鳥、ロウバシガン。くちばしもだけど水かきとかも。
タスマニアではヒメウォンバットが昼間から歩いています
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2019年12月04日
宿の側の池に毎朝来ていたクルマサカオウム。ただし池はフェンスに囲まれており写真にならないのでこうした飛んでる時の姿を。
おや、あんな低いところにオナガイヌワシの巣があるぞ!
最大のターゲットだったムラサキオーストラリアムシクイを終え、一気にメルボルン近郊までの大移動を開始。
途中でアカクサインコとかルリオーストラリアムシクイとか綺麗目のやつを。
メルボルンも小雨模様。まずは山野の鳥を探しに
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2019年12月02日
よりによって砂丘のそばの丸太小屋である宿にて猛烈な強風に見舞われていたわけだけど、オーストラリア南部の気候の気まぐれさはこれまでの体験から身に染みている。結論は「天気予報がなんと言っていようと、一切信じずTシャツ一枚で過ごすところからダウンジャケット、手袋、ニット帽まで必要」だと思っている。
例えば左のスクリーンショットは滞在当時の週間予報だが、朝の最低気温5度にこの台風のような強風が加われば体
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2019年11月30日
ヒガシキバラヒタキの巣は樹皮がめくれているところ。日本など人口が過密している土地では営巣の写真自体がイエローカードという国もあるみたいだけど、人口密度世界最低の国の一つオーストラリアではそうではない。あなたが望むなら、この国では1週間誰にも会わず、一台の車さえ見かけず旅を続けることもできる。しかも道路間際の木、高さ1mに営巣するようなタフな思考の個体は問題ないと考える。アメリカ人の野鳥写真ファンの
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2019年11月28日
キビタイヒスイインコは近年あまり見つけがいのない状況が続いていたけど、ため池に集まるこの日の姿はとても自然で良かった。毎回こうして見られるといいのに。
帰路のレイクフィールド国立公園はまあまあの暑さ(41度)。
しかしコモンチョウは足元でバッチリ見られた。
キンセイチョウやカノコスズメと混群になっており、好きな人にはたまらない。
毎回水場で待ち構えるだけでは能がないので、今回は原っぱで採餌
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