2022年10月30日
https://youtu.be/CKgnqDJppGU
欧米のツアーグループを案内し、その参加者が送ってくれたオウゴンニワシドリの動画がこれ。したがって私も英語で喋っている。オウゴンニワシドリは世代交代や周囲との競争や環境の変化で求愛のためのアズマヤが時々移動し、その都度地元の野鳥ガイド達は山中を何日も這い回って新しいアズマヤを探したりする。
4WDでなくてもアクセスできるような場所にあ
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2022年10月11日
(多忙につき8月上旬の話です)
2020年2月にパースで日本からの団体ツアーのガイドをしていたのを最後にコロナで両国間の往来が途絶えて以来、多分最初となる日本語での数日間のバードウォッチングツアーをケアンズで行った。帰国時には陰性証明を取らねばならず帰国できない可能性もある中で本当によく来てくださいました。医学博士で京大名誉教授?めちゃくちゃ忙しそうなかたなのに。
ツアー時は私はカメラを持
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2022年10月10日
10月時点の来年2023年のご予約状況ですが、
5月 半分ほど予約済み + 残り半分セスジムシクイ調査
6月 後半は予約済み
7月 中旬を除きほぼ予約済み
8月 中旬を除きほぼ予約済み
9月 下旬は予約済み
欧米の人達の手配は非常に早いです。オーストラリアの人口は約30年で2倍に激増し人口爆発が鈍化する兆しさえありませんが、宿の部屋数やガイドなどは30年間あまり増えていな
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2022年10月09日
(多忙につき7月下旬の話です)自宅兼民宿ジョンストンベンドから二十数分の国立公園でハヤブサが営巣していることがSNSで報じられだしたのが7月下旬。本来営巣の話はオーストラリアでもタブーなのだけど、そこは誰も絶対に近づけない断崖絶壁で、その下は水深70mの元噴火口という鉄壁の守りであり展望台からも数十メートル離れていることから公開されたのだと思う。それでも私は地名は出さないけど。
放卵中のメス。ハ
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2022年09月19日
アサートン高原には大ベテランのアランギランダーというネイチャーガイドがおり、野鳥だけでなく植物や動物全般に詳しい上にその控えめで優しい性格から多くの人に慕われており年齢的にもケアンズ地区における『元祖ネイチャーガイド、総本山で第一人者』ともいうべき存在。しかし彼も70歳になり今年いっぱいで一線からリタイヤすることを表明。ただ完全に辞めるわけではなく、自分の時間を多く取りつつも気に入っている仕事は少
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2022年09月13日
ゴールドコースト郊外などでは超普通種となるアオアズマヤドリも、ケアンズ周辺では稀な存在で私でも年間に4−5回見るかどうか。アサートンやマランダ郊外などである程度期待はできる場所は持っているけど、ただ「いる」だけであってアズマヤを建てての求愛活動などは見かけた記憶はほとんどない。盛んに餌付けをしているマランダの知人の庭に一個あるが。
しかし最近になって公共の場にも一個見つけた。
アオ
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2022年09月11日
今まで私はオーストラリアでの野鳥ツアーを日本の方々【だけ】に行ってきました。それで必要な量のお仕事を頂いてきたので、必死になって英語圏に手を広げる必要がなかったためです。ホームページも広告も資料も全て日本語だけ、英語圏マーケットは完全に無視で20年間。そんな日本人動物ガイドはオーストラリアで私だけですし、世界中でも私だけだろうと言われたものです。極端なニッチマーケットに特化しても生活していけるだけ
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2022年09月01日
アカオオタカと並んでヨーク半島南部、レイクフィールド地区の名物はキビタイヒスイインコ。こちらは固有種な上に推定生存数は50羽程度というオーストラリアで最悪の状況にある野鳥。一昔前は200−300羽と言われていたのに、懸命な保護活動にもかかわらず数十年続く緩やかな気候変動で生息地の植生が草原から灌木地帯へと移行しつつあり、絶滅寸前の状態にある。
キビタイヒスイインコのオスが真後ろを向いている姿。こ
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2022年08月29日
https://youtu.be/8IdwvTcDTrw
ということでアイアンレンジ国立公園の下見を二泊三日で終わらせ、そこからは観光としてオーストラリア最北端ヨーク岬を目指して北上した。道路や携帯電話基地局の整備が進み10年20年前のような冒険ルートではもはやないものの、依然として4WD車でしか来られないという点ではギリギリ好ましいレベルを保っている。全行程が舗装化されればもはやヨーク岬に特に
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2022年08月22日
滅多にその写真を見かけることがないメジロミツスイの画像をもう一枚だけ。
Chocolate Argus。ヨーク半島固有種。
Large-grass_Yellow。これは写真を拡大して見れば自宅にもいるやつだったが、「ヨーク半島にいる補正」が効いてなんでも違って見える。
年々観察に適した樹洞が火事や台風で倒れたりキバタンに乗っ取られたりして少なくなり、私に取って最後に残されたオオハナインコの樹
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