2019年09月15日
アサートン高原の一部に分布するものの、局地的でありかつそれほど人気があるわけでもないので謎の野鳥状態であるマミジロヒタキ。日本語で検索してもこのブログ以外は有用なものは一件もヒットしないというような相手。マリーバで発見。
学名
: Poecilodryas superciliosa
英名
: White-browed robin
1週間で250種を見よう
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2019年09月03日
AAK Nature Watchでは普段二泊三日のツアーとして『カワセミ8種類スペシャル二泊三日』というツアーをしている。ただ先日は二泊三日の日程がどうしてもとれず一泊二日に圧縮した『カワセミ8種類スペシャル1泊2日』を実行した。といってもケアンズを普段より1時間早く出発して1時間普段より遅く帰ってきただけだが、時期的に存在しないシラオラケットカワセミを除く7種類を撮影できた。
ヒジリショウビン
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2019年09月01日
頭の牡丹色、お腹のパステル色、ベニビタイヒメアオバトはケアンズで最も派手な野鳥だと思う。コキンチョウも美しいが彼らはかなり小さいし、ちょっと特殊な行程を組まないとケアンズでは見る機会がない。その点ベニビタイヒメアオバトはケアンズの繁華街でも見られる。
郊外には、ほぼ確実なポイントもあって長めのツアーでは訪問。これだけを何時間か撮っててもいいという人もいるだろう。
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2019年08月30日
オーストラリア最大の猛禽類であり、時にはカンガルーにも襲いかかるというオナガイヌワシは多くの世界のイヌワシ同様に山間部の鳥でありなかなか間近で観察するのは難しい。ただ私の住んでいるマランダは高原でありそこにはいく筋もの谷が走っている。それらの尾根道を使えば
いいところに降りている奴もいる。
飛び出した!!
加速するオナガイヌワシをやや流し撮りで。これ近所だよ。
やっぱり多少の犠牲を払っても
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2019年08月24日
オーストラリアのニワシドリ類の中で一番僻地に分布し、かつ一番愛想が悪いためしっかり撮影することが難しいのがチャバラニワシドリ。図鑑による難しさ査定ではランク最上位だし、数年前は「Wanted」の張り紙があちこちに貼られていた時期もある。そして、年々さらに少なくなっているとされる。去年アイアンレンジ国立公園に2度来た際、そんなチャバラニワシドリをありえない場所で見かけたので今年もそこを通るたびに気に
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2019年08月21日
ヨーク半島・アイアンレンジは12回目。野生のヤシオウムはこれまでで一番簡単に何度も見られた。現場の雰囲気をあっという間に変えてしまう彼らの存在感にはすごいものがある。
今年中に13、14、15回目も予定。AAK Nature Watchのヨーク半島アイアンレンジツアーは長い実績があります↓
https://aaknaturewatch.com/birdwatchingtour/tour13/
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2019年08月19日
ケアンズから27km沖合にある観光地島、グリーン島で見られるハイムネメジロはケアンズで見られるそれとは色合いも鳴き方も違うと何年か前から思ってきた。それは普通のハイムネメジロ(Zosterops lateralis vegetas)の地域個体群なのか、それとも最寄りのカプリコーン亜種Z. l. cornwalliだったりしないだろうかと。
この個体なんかは腹部にうっすらと黄色い部分が確認でき
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2019年08月17日
自分で言っていても何のことかわからなくなりそうだが、クロサギという野鳥には名前の通り黒いものと、逆に白いものとがいる。ケアンズにはそのどちらのタイプもおり、こうして一緒にいることもある。
なお私は30代のうちにオーストラリア領土内にてアフリカクロサギやアラビアコアジサシ、レユニオンシロハラミズナギドリといったマダガスカル島系の珍鳥を既にを見ているのはちょっと自慢です。
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2019年08月15日
100年近い移入種としての歴史があるシマキンパラ。ケアンズ市内では空き地や中央分離帯の緑地、道端などでたくましく生きているのだけど、人口の急増による緑の現象で以前より見かける機会は減ってきたように思う。草が茂った空き地、広場などが急速に減っている。基本的に低地の鳥であり、アサートン高原などでは見かけない。
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2019年08月13日
本来はタスマニア島やメルボルン・シドニーなど、遠く離れたオーストラリア南海岸に分布しているミナミオオセグロカモメ。若い個体がこの1ヶ月ほどケアンズの海岸で観察されている。直線距離でも少なくとも1500km程度は本来の分布域から外れた、一種の珍鳥だと言える。
ただミナミオオセグロカモメがはるばるケアンズに飛来するのは初めてではなく、私自身は2005年に見て以来14年ぶりになる。このドアップはその時
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