2020年01月25日
昨年末ごろから、ケアンズから車で4時間ほどいったあたりの私有地に希少種のオーストラリアタマシギが出ているという話がチラチラ聞こえていた。ただ非公開が順守されているようだし、どっちにしてもオーストラリアの私有地は地平線まで及んだりするのが普通なので道路から見えるようなものではないだろうと無視していた。ちなみにオーストラリアタマシギがケアンズの日帰り圏内に姿を見せるのはこの15年で私が把握している限り
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2020年01月14日
静止画は先日公開済みだけど、今回は動画編。合計すると4日間で随分撮れたなぁという印象。動画は一本に収まりきらなかったので山野編とグレートバリアリーフ編との二本立てとなりました。実はそれでも少し余ってしまった。さすがケアンズ。
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2020年01月11日
シロガシラトビは若いうちは成長のような赤みも白身も全くなく、そこらへんのフエフキトビとかによく似ている。
正面から見ると確かにフエフキトビとしてはおかしな感じになるけど、これが上空100mを飛んでいた場合にすぐシロガシラトビの若い個体だと反応できるかどうか?
今年はツツドリの大当たり年で、この20年で最高。普段姿を見せないヤンガバラやジュラタンなどアサートン高原にも出現し、我がジョンストンベン
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2020年01月07日
1週間ほど前にアップした記事“アジサシのヒナ祭り”も実は毎年12月に行われているワイバードによるケアンズ5日間ツアーの一部だった。もう15年くらい続いて毎年必ず催行されて来た定番のツアー。ジェットスター航空に行きも帰りも振り回され、私の手配ミスもありドタバタしたけど野鳥の出はよく雰囲気は良かった。
お目当ての一つはシラオラケットカワセミ。今年はそのシラオラケットカワセミを『世界一美しいカワセミ』
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2020年01月03日
野鳥ガイド業とは。例えばコスタリカでは「50歳を超えて野鳥ガイドを続けている人間なんて一人もいない」というくらい身体的経済的には負担の大きい仕事ではある。それは年間で五万キロ運転したり120-150泊を外泊したり、朝の2時に起床したり、1日で18時間働いたり、気温40度45度の中を17kgの荷物を身につけて10km歩いたりとかだ。しかしそれ以上のやりがいや楽しみがあり体力が続く限り辞めることはない
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2019年12月30日
自宅ジョンストンベンドには引っ越してきた当時からアカハラオオタカの営巣がある。かなり高いところにあるので巣自体は撮影や観察の対象にはならないが、これはそこから巣立った若鳥だと思われる。
リビングの窓のすぐそばまで来て、長時間止まっていた。腹部にはたくさんのハート模様が♡
ちなみに止まっているのはフィンチ用の小さなフィーダーがある枝なのだが、確かに何度か猛スピードで彼らがフィンチに突っ込んでくる
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2019年12月17日
多くの野鳥ガイドが11月中に今年の業務を終えてバリ島だとかニュージーランドだとかウガンダで休暇を過ごしているところに、私は地元ケアンズでツアーをまだしています。年内はこれで最後だ、というわけでもなく年末年始もまぁガイドをしてます。まあ私はお仕事と趣味との境界が曖昧で、仕事と休暇の境界さえはっきりしないようなところが…。
ケアンズ市内ではやや珍鳥のツツドリが今年多く飛来しており、一箇所で最大3羽を
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2019年10月10日
うちの近くに野鳥や哺乳類ファンがよく宿泊する宿がいくつかあって、それらの宿から急にガイドを頼まれることがある。多くは「こんなはずじゃなかった」系の結果が出ていない個人旅行者だったりするのだけど、今回はもう30年以上もオーストラリアにツアーに来ているアメリカ人ガイドが率いる団体一行からの依頼だった。
どんな優れたガイドでもホームグラウンド以外では100%の力は発揮できないことをよく彼はわきまえてい
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