AAK代表プロフィール

太田祐

太田祐 おおた・ゆう Yu Ota
オーストラリアにおいて唯一の日本人専門野鳥ガイド・野鳥研究家。オーストラリアの野鳥観察に関し日本における草分け的存在で、TV番組や書籍、各SNSなどを通じ最大の情報発信者である。オーストラリア産鳥類リストは外国生まれとしては驚異的な現在739種。株式会社ワイバード(日本唯一のバードウォッチング専門の旅行会社)講師。アジア人初の700Club(オーストラリア産鳥類リストが700種類以上ある人の名誉クラブ)に当時若干36歳で加入する。Birdlife AUSTRALIA(オーストラリア野鳥の会)が長年行なっているセスジムシクイ類調査の調査リーダーや運営委員を務めており、豪国内でも広く知られている。豪永住権やバスツアー事業認可、国立公園や自然保護区の営利使用認可、救急処置資格、衛星携帯電話、海外添乗員資格なども保有。国内有数の探鳥エリアであるアサートン高原にある4000坪の自宅兼民宿【ジョンストンベンドキャビン】で野鳥や動物を見つつ暮らしている。2020年に有名会計事務所から『ケアンズ随一のビジネス』と評される。ジョンウインター博士が2009年から行ってきたキタフクロムササビ調査を継承。QPWS(クィーンズランド州政府 野生動物・国立公園管理局)に職務番号および現役の従業員ID番号も保有。

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    自宅兼民宿ジョンストンベンドとは?

    ジョンストンベンドキャビン

    カテゴリー‘コンサベーション’

    講演「地球規模の生態系諸問題解決への考察」

    2012年03月25日
    物議をかもす事は間違いなし、というタイミングで開かれたバリーブルック教授による地球規模の生態系問題解決への考察の公開講義へ出席してきた。 教授は気候変動科学、そして活発な原子力推進の論客であり「Nuclear? Yes, please(原子力?もちろん必要です)」 運動の旗手。有名科学ブログBrave new climateには福島原発事故後に賛成派反対派双方から凄まじいアクセス(100万/2-3
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    過去のリビングインケアンズ連載記事(月遅れ/簡略版)15

    2012年03月21日
    37、38、39、、、。 メーターを気にし始めて以来少しづつ数値は上昇を続け、40に達したところで私たちは自虐的な喝采を小さくあげた。これは気温の話である。 しかし温度計の上昇は青天井で、42℃、43℃、、のあたりから失笑も聞かれなくなってきた。そしてとうとう45を指し、それ以上見ない事にした。ちなみに時刻は日没前18:00のことであり真昼は推して知るべし。51.5℃がこれまでの個人的な最高記
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    無主物

    2012年03月15日
    「オナガテリカラスモドキのリハビリを引き継いで欲しい」といわれ受け取りに近所の動物病院へいった。どう見てもテリオウチュウだが?主に昆虫食のテリオウチュウは草食のオナガテリカラスモドキとして世話をされていたのだろうか...。 怪我をしているなどの理由で保護され動物病院に運ばれた野生動物を無主物という。主がいない生物、つまり病院としては治療費をもらえない存在でボランティア医療になる。怪我の処置や
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    グレートバリアリーフを救え【コミュニテイアクションの緊急告知】

    2012年03月09日
    ------------------------------------------------------------------------------------------------------ グレートバリアリーフのすぐ外側で、巨大な炭層ガス開発が認可された事を受け世界遺産を管轄するユネスコが「重大な懸念」を表明し視察団が急遽来豪します。(政府は開発を認可した事すらユネスコに報告してい
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    土壌の中性化の試み

    2012年03月08日
    立ち枯れた木々。 もともとマングローブ林だったこのエリアは今から40年ほど前にサトウキビ農場として民間が開発を開始。堤防で囲い海水を締め出して土地を乾燥化させると、それまで水中にあって無害だった硫化鉄などが大気に露出し酸素と触れて化学反応をおこし激しい土壌の酸性化を引き起こした。サトウキビ栽培は失敗。不動産開発業者に転売されたがそれも失敗。という紆余曲折を経て政府が買い上げて保護区として土壌の中
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    イーストトリニティ保護区での鳥類調査

    2012年03月02日
    ケアンズのマリーナの対岸に位置するイーストトリニティ保護区における公式な鳥類調査を仲間達やレンジャーと行なってきた。雨期の最中だから当たり前だけど激しい雨の中、大変な調査になった。あまりフル装備で行くと一人だけ浮くだろうとおもって若干軽めにして行ったのだけど、ドライバッグや耐水メモ帳、長靴、ブッシュマンなど全部持ってくるべきだった。 密林を流れる小川を下りながら定点観測地を目指す。
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    講演「世界の熱帯保護区における生物多様性の将来」

    2012年02月22日
    保全生態学、特に熱帯雨林研究で有名なビルローレンス教授による一般講演「世界の熱帯保護区における生物多様性の将来」が2月23日17:30からジェームスクック大学で行なわれる。既に予約済み。ケアンズ近辺で行なわれる自然科学や環境系の総会や講演で、一般が傍聴可能なものはほとんど行っていると思う。 独走している海洋生物学を始め、近年ジェームスクック大学は環境学と熱帯研究でも国際的な評価を
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    様変わりするフィールドノート

    2012年02月15日
    パプアソデグロバトがかつて無い密度かつ記録的な遅さで繁殖中のケアンズ。これをちょうど一年前のサイクロン「ヤシ」の影響とする仮説を証明する目的のパプアソデグロバト営巣数調査の一部をボランティアで請け負っている。それ自体は難しい事ではないのだけど... 油断している間にフィールドワークはすっかりデジタル化している。GPS、デジタルボイスレコーダー、エクセル関数、グーグルアース、そして各調査員
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    ケアンズ植物園と私との60年

    2012年02月10日
    新設されたケアンズボタニックガーデンのビジターセンターにて友人でナチュラリストのBrianが「A 60 years stroll through the Botanic Garden(ケアンズ植物園と私との60年)」という講演をするので見に行った。ちょうど私は仕事などで国外にいて事前に写真などの協力ができなかったが、50年以上前の新聞記事なども登場し講演内容よりもむしろ60年という歳月、終始自然と
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    過去のリビングインケアンズ連載記事(月遅れ/簡略版)14

    2012年01月08日
    「一体こいつは何の音だ?」 待っていた。草原に座し迷彩の大きな布を頭から被り、ひたすらオオハナインコが樹洞に戻って来るのを待ち続けている時だった。その奇妙な音は遠くの方から、それでいて確実に接近していた。例えるならカバの群れが走って来るような、地響きと時折木が倒れる音を伴うような音だった。オーストラリアの陸上にそのような大型動物がいる筈も無いし、工事かなにかの音だろうか?と思案してた。そのうちに
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