「オナガテリカラスモドキのリハビリを引き継いで欲しい」といわれ受け取りに近所の動物病院へいった。どう見てもテリオウチュウだが?主に昆虫食のテリオウチュウは草食のオナガテリカラスモドキとして世話をされていたのだろうか…。
怪我をしているなどの理由で保護され動物病院に運ばれた野生動物を無主物という。主がいない生物、つまり病院としては治療費をもらえない存在でボランティア医療になる。怪我の処置や重体から復帰してあとはリハビリ、という無主物は病院からすればはっきりいってしまえば早く出て行ってもらいたい。そこで私のようなボランティア組織にその後の世話を頼む事になる。私は2件の動物病院からいずれも数百メートルしか離れてい無いところに住んでいる為にしょっちゅう電話が鳴る。
テリオウチュウは無事自然に返す事が出来た。