2014年03月13日
カノコバトは街中に主に暮らす移入種で、こういうタイプ程ブログで取り上げられにくいのは悪い気がしている。カノコバトが出るのは10年以上のブログ歴史の中で今回でたったの二回目…
首の後ろの水玉模様部分が特徴でそれ以外はキジバトに似ている。キジバトは水玉模様ではなくシワのような模様がはいっている。
カノコバトは街から離れるとあまりいない。街中の環境は国が変わってもある程度よく似ているので大半
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2014年03月12日
水から上がった生き物が水分を飛ばす方法としてはイヌに代表されるように体を震わせて遠心力で水を飛ばすのが一般的だけど、コシグロペリカンは違う事もする。その巨大なクチバシで羽毛を…
ぎゅーーーっと絞る!
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2014年03月08日
日本では普通のコシアカツバメはオーストラリアでは何年かおきの珍鳥となる。先月、ツアー中に訪れた際にズアカガケツバメの群れの中に一羽コシアカツバメの若鳥が混じっているのに気がついた。よく見れば二種はサイズも形状も全然違うが、普通電線のツバメなんていちいちよく見ないでしょ?バードウォッチング業界の知り合いに翌日会った際に教えてあげたら、すぐにその人の名前で某掲示板に「どこそこにコシアカツバメ」とさも自
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2014年03月07日
イチジクインコといえばイチジクが極端に好きなインコ。しかし他の物もこうして若干口にする。食べているのはカリステモン・ビミナリスの種子で、とてもよく噛んでいる。ぼーっとしているのかと思ってよく見ると口がモグモグ動いている。普段食べているような熟れたイチジクに比べたら、カリステモン・ビミナリスのつぶつぶの固い種子は、それはそれは食べにくい事だろう。同じようにメラルカ系の種子も食べる。
野生のインコや
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2014年02月28日
ハシブトオオイシチドリは人の手が入っていないような静かな砂浜環境に依存し、近年4WDや海水浴客、イヌの散歩、護岸工事などの人的圧の増大によって環境を奪われ全国で減少中。ハシブトオオイシチドリに限らず、浜辺に営巣する野鳥達はオーストラリアの人口激増と海好き、イヌ好きの影響を受けて総崩れ状態にある。特にイヌ。ケアンズ周辺にはイヌを走らせられるヘクタール級の公園は幾つもある。どうか浜辺では手綱を繋いで欲
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2014年02月27日
ヒナが2羽寄りかかり合って『人』の字を作っているので最初は一羽に見えなかっただろうか?
パプアガマグチヨタカのヒナが2羽とも無事に巣立とうとしているのは非常に稀。普通はかなり早い時点で片方は転落や飢えで死んでしまう。地元情報によればこのペアは一昨年も2羽を巣立たせる事に成功しており、両親が優れた育児をしているのだろう。
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2014年02月22日
オスとメスとで大きく外見が異なる鳥としてメガネコウライウグイスやオオハナインコなどがすぐ思い浮かぶ。マニアックなところではこのテリヒラハシ。どちらのほうが奇麗という話ではなく、両者でそもそも根本から色や配色が違う。
学名
Myiagra alecto
英名
Shinig Flycatcher
マングローブやペーパーバークスワンプなどとにかくサンドフ
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2014年02月21日
ケアンズ周辺では夏場はかなり少なくなるヒメミツユビカワセミ。世界最小のカワセミとされ、胴体だけならメジロ程度のサイズしかない。1月上旬という夏場の記録でおよそ三週間ぶりとの事。
大半のヒメミツユビカワセミが夏の間ケアンズを離れてどこへいってしまうのかははっきりとしていない。どこかの院生が研究したらいいのにと思いつつ、そんなローカルすぎる研究テーマは評価も価値も低いから多分誰もやらないだろうな
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2014年02月14日
動画の0:03-0:07をイヤホンなどでよく聞くと首を伸び縮みさせながら、鳥とは思えない猛犬のような声で鳴いている。いや吠えているといったほうがいいかな。このスマトラサギの迫力は図鑑や写真からは到底想像のできないもので、幸運にも間近で見ることができたた人がたまげるケアンズの鳥の1つ。
スマトラサギは海に近い汽水域やマングローブを住処にしているとされてきた。しかし過去三年程の間に私は三度、なん
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2014年02月12日
カヌーやボート(エンジンつきであっても)で接近すると、ルリミツユビカワセミ達は全然逃げない。2mくらいまで近づいても逃げない。普段の警戒心がウソのようだ。そのかわりボートは三脚を広げられるスペースがなく、仮にあったとしてもボート自体が揺れているので意味がない。
こちらはダーウィンなどオーストラリア北部に分布する青の濃い別亜種ruficollaris。これもボートから…
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