
ワキスジイワワラビーは岩がちなこのアリススプリングスにおいて様々な場所で見かけた。この個体は顔に赤みがあり、何か別な種類なのではと思ったけどやはりワキスジイワワラビーのようだ。

灌木地帯を走り回るノドアカアレチムシクイを小1時間追いかけてオスを撮影した。真横からのショットで喉元の赤がまるで見えないので印象が異なって見える。なおここは地元住民の夕方の散歩コースになっているようで視線を浴びたり鳥を逃がされたりでちょっとやりにくかったことも書いておく。

とても陰気なトビの群れはあえてモノクロにしてみた。日本のトビとは亜種が異なり、特に翼下面の模様に欠けてよりダークな鳥となっている。
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コシジロミツスイ亜種wayensis。

トゲを持った灌木がキンカチョウの拠点になる。歩いていると地面のあちこちから飛び出して灌木へ逃げ込む。

ハイイロトゲハシムシクイはこれ以上無い程無趣味、いや地味な鳥で涙が出てくる。

でもオーストラリア中央部、中西部と言った辺境にしかいない鳥なのでちゃんと撮っておく。
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ハイイロモズツグミ亜種rufiventris。

陽も傾き始めるとワキスジイワワラビーがどこからともなく出てくる。

内陸の夕陽は毎日の楽しみだ。人工物の無い広い空を使い切って見事なショーを見せてくれる。