を食べに出かけた。
良かった。今日は営業してた。
なかなか営業していないという凄い店だ。
職人魂か?
ただやる気がないのか…?
現在はもう別の人に変わっているけど初代オーナーは昔の同僚でケアンズでは結構有名なおじさん。なんで不定期で休みまくるのか、と尋ねたら「日本からの原料の輸入が滞っているから」と言ってた。オーストラリア国内にある原料で作ろうものなら、消しゴムみたいな味になると言う。こえー。「みんな、XXのラーメンはまずいとかよく言っているけど、オーストラリアで手に入る材料で作っているとしたらあれは大したものだよ」と言っていたのも思い出した。
オーストラリア、イギリス、アメリカなどのアングロサクソンを基盤にした国々には名物料理/伝統料理がないのは味蕾(味を感じる器官)が弱く、細かい味などは感じられないからだという説もある。乱暴な説だとも思うけれど、お腹が満たされればそれで結構結構♪という人が確かに多いのは感じる。それでは動物と同じではないか。
「英語が何故世界の公用語になったか考えたまえ。それは我々(英語圏の人々)が調理に時間をかけず、こだわらず、その時間を他の事に費やせたからだ。このシンプルな(まずい、とは言わない)食事のおかげである」というのを読んだ事がある。
味蕾が弱いんじゃなくて、未発達なんだと思ってます。子供の頃からあんな食事だけじゃ発達しようがないよね。
知り合いのオージーで日本から帰ってきたらこっちの食事がまずくて喰えなかったという人がいる。
逆に日本のコーラは砂糖がたりないと文句を言ってた人もいたけど。
でも、日本で最高級そば粉がタスマニア産だったりするよね。いいものはいいのかな。
そうかー使わないから進化しないのか。
「裸足で外を歩き回れるようになるには1年はかかるぞ」と真面目に説明された事もある。これらは生活スタイルから来ているのか…。
「英語が世界を制したのはシンプルな食事のおかげだ」と書いていた人は同時に、
「日本は戦争で健闘したが、最後に負けたのは戦場でもハンゴースイハンとか言う、準備も片付けも大変面倒な事をしていたからだ」とも書いていました。なかなか面白い。