2018年08月26日
オーストラリア東海外の中部や南部では普通種のキンショウジョウインコも、アサートン高原周辺の孤立亜種minorははるかに珍しい存在。普通に生活してるだけではまず見ることはないような山の野鳥になる。
AAK Nature Watch所有のジョンストンベンドでは4月下旬に初めて群が飛来し、5月6月は毎日のように20羽程度がきていた。7月以降その数は減ってきており、秋口に通過する冬鳥のようだ。
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2018年08月24日
前回の続き。
学名
: Tyto multipunctata
英名
: Lesser Sooty Owl
真上に飛来した前回は顔の見えない写真を量産したため再挑戦にきたのだけど、今回はこの後ヒメススイロメンフクロウが明後日の方向へ飛んで行ったため願うような撮影はできなかった。次回に続く。
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2018年08月22日
巣穴にほぼ沈んでいるヒメススイロメンフクロウ。こういう黒系のフクロウは世界でも少ない。ヒメススイロメンフクロウはケアンズ周辺の固有種である。
少し浮き上がってきた!
右足がギリギリ出ている。頭でっかちで猫背で短足。超可愛い。
その後巣穴からこちらへ向かって飛び出したので見上げるばかり。
アゴばっかりで顔が見えない。でも美しい曲線の翼。また来週あたり見にくるか…自宅近くの
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2018年08月18日
ケアンズ周辺には2種類のガマグチヨタカがいて、基本的には湿った環境をパプアガマグチヨタカが、乾燥した土地にオーストラリアガマグチヨタカがというように住み分けされている。その考え方でいけばAAK Nature Watchのあるマランダなどは熱帯雨林が発達した間違いなく湿った環境の方だが、これまで自宅周辺で見かけたガマグチヨタカはオーストラリアガマグチヨタカの方が多い。ズグロハゲミツスイやシロハラ
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2018年08月16日
AAK Nature Watchの私有地であるジョンストンベンドでは約一年前から敷地内で観察された野鳥のリストをつけ始めた。現在それは113種類まで増えたものの、一度っきりの出現という種もいくつも混じっている。例えばこのヒジリショウビンは6月9日にリビングの窓の外に飛来したものの、気が強い野鳥であるヨコフリオウギヒタキの嫌がらせを受けてすぐに飛び去ってしまいその後一度も戻ってきていない。
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2018年08月14日
キボシホウセキドリではないこの無印のホウセキドリは全国的には分布の広い普通種であるものの、ケアンズ(アサートン高原)はその分布の最北端にあたり、むしろ珍しい野鳥となっている。この個体はオス。
学名
: Pardalotus punctatus millitaris
英名
: Spotted Pardalote
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2018年08月10日
アウトバック・スイート(テントのこと)から見るジョージタウンの夜明け。
おはようジョージタウン。アサートン高原に次ぐ私の第二のホームグランド。
オーストラリアヅルが飛んでいき。
ハチクイはまだ陽だまりでウォームアップ中。アウトバックの朝夕は寒い。
朝のいっときだけセキセイインコが水を飲みにくる場所で待っていたが小群が頭上を通過するのみ。今年はこんなもんかな…と思いつつも年に
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2018年08月08日
毎年4月下旬か5月、一泊二日でジョージタウンの野鳥状況を偵察して配信するのが定番になっている。なぜ偵察が必要かといえばアウトバックの状況は毎年大きく異なり、正直訪問に値しないような年が何年も続くこともあれば、一転して初記録の野鳥が飛び出したり何千というセキセイインコが押し寄せたりと、まぁとにかく行ってみないとわからないのだ。行ってみないとわからないような所へ盲目でツアーを出すような適当なガイドでは
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2018年07月10日
ジョージタウンなどアウトバックでは一年中いるものの、それらのごく一部が主に冬の時期にアサートン高原などケアンズ近郊に移動してくることが知られているコシアカショウビン。ただし来ない年は1羽も来ない。私の地元マランダに飛来したのは3−4年振りになるかな。この鳥は2週間ほど同じ位置に居た。
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2018年07月06日
ブリスベンやゴールドコーストなど、オーストラリア中部や南部ではすごく普通種のキンショウジョウインコだが基本的に涼しい気候の生き物であり、ケアンズ周辺では別亜種minorが私の暮らしているアサートン高原の一部に見られるだけで難易度の高い野鳥となっている。がしかし、秋も進み始めた頃自宅敷地のネズミモチやトウダイグサやクスノキの実を食べにじゃんじゃん飛来するようになった。これはメス。
こちらは
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