オーストラリアではケアンズ北部ケープヨーク(ヨーク半島)の一部にだけ生息するオオハナインコ。(ケープヨークについては別のコーナーで盛り上がっています)羽を広げると75cm、体長も45cmある大型インコ、オオハナインコ(のメス)。もう冗談のように美しい鳥。オスは全く色が異なり脇以外は緑色。日本では(アメリカとかでも)ペットとして高値で取引されていて、ちょっと検索したら幼鳥1羽24万円とか。価格.comにも「オオハナインコ」のカテゴリーがある。
学名:Eclectus roratus
英名:Eclectus Parrot
和名:オオハナインコ
性格:非常に賢く、繊細で傷つきやすい
ケアンズでバードウォッチングなど自然観察全般のガイドをしています。お気軽にご利用ください。野生のオオハナインコが登場する旅行記の一覧はこちらから。
そういえば、派手なインコの写真あまりないですね。
考え深げな顔だ。
幹をかじかじしてるのが可愛い!
今から飼ったら、私より長生かもしれない!飼えないぢゃん。
野生のインコ類は、ケアンズよりももっと南や西の乾燥した所に多く分布するのです。
ケープヨークでは、今回紹介したオオハナインコのほかにキビタイヒスイインコというのがいます。ペアで1000万円といった値が付き伝説化し、国を挙げて保護されるほど希少な鳥になってしまいました。
ゴクラクインコというものすごい名前のインコは、乱獲等の結果図鑑で「オーストラリアで最もレアな鳥」とされています。もう絶滅したとも。研究者の言った「これほど美しい生き物が(身を守るような)特殊な能力を持ったなかった事は神の大きな過ちであった」という言葉が有名です。