ナンヨウショウビンは分布域が広く(東南アジア、南太平洋、オセアニア、インド、ペルシャ湾)40から50もの亜種にわけられている。日本語のメディアでは、そのなかでもフィリピンのものやサイパンのものの写真を目にする機会が多いがオーストラリアのナンヨウショウビンもやはり少し外見が異なる。
汽水/マングローブを生活圏にしていてケアンズ周辺でもよく見聞きする。「くっ、きょっ、きょっ!」という声は離れた所からもよく聞こえる。2011年の雨期の間に、近所で繁殖していたナンヨウショウビンファミリーを紹介する。
学名 |
Todiramphus chloris |
英名 |
Collard Kingfisher |
巣立った子供達に親がザリガニ的なものを運んできた。
ナンヨウショウビンは時々ヒジリショウビンやモリショウビンと混同されている。色合いの個体差が大きい種類であり無理も無い。ただナンヨウショウビンはクチバシの重厚さで他のカワセミを圧倒し、また多くの場合彼らはマングローブや汽水、海水近くといった環境で優占しており、同様の環境でヒジリやモリを見る事は少ない。
ねだってます。しかし結果としてこの餌は画面に映っていない3羽目のヒナに与えられ、この2羽は貰えなかった。親の羽色の美しい事!
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしている他に、旅行代理店での勤務も長く、ご旅行の総合的な手配やご案内がワンストップで可能です。どなたでもお気軽にご利用下さい。ご依頼/お問い合わせ
外側のグレーの羽根の下はこんなに綺麗なオーシャンブルーなんですね。美しい~この後ろからのショット息使いまで聞こえてきそう・・・
いや、年齢で羽色が違う