ゴールドコーストの中心部、サーファーズパラダイス地区からの朝日。
ホリデーでガラでもなくゴールドコーストにやってきたのはもちろんその後にガイドの仕事があったから。そのために2000kmも運転してバスもケアンズから持ってきた。別にゴールドコーストで借りることもできるけど、バスのレンタル代+往復の航空券+往復のタクシー代、保険料などを考えるとそれ以上のコストとなる。それに行き帰り2000kmの途中でまだ走ったことのない道や見たことの無い哺乳類を探していくこともできる。
アオアズマヤドリのオス。この姿になるのに数年を要すので、アオアズマヤドリもメスと同じ草色をしているオスが圧倒的に多い。
昔は山のほうに行けばウォンガバトバトは道端などを歩いていたのだけど、近年は早朝しか出てこなくなったなあ。骸骨みたいな模様でなかなか見応えがある野鳥。翌朝、ウォンガバトが鳴いているのを布団の中で聞いていた。
逆にヒガシキバラヒタキってこんなにいっぱいいたっけ?というくらい連日あちこちから飛び出してきた。
まだ秋の初めくらいなのに夜はストーブをつけるような標高があるのに、オーストラリアツバメがいっぱいいてここでは夏鳥でもなんでもない!
この地域で難しいのがトラツグミ2種の識別。鳴き声の違いは有力だが、秋口に山で鳴いている奴なんて滅多にいない。標高である程度アタリをつけ、あとは写真判定になる。これはアカオトラツグミの方だった。
全長30cmを余裕で超えるオーストラリア最大のスキンク、ランドマレットが何匹も日向ぼっこしていた。
キンショウジョウインコはうじゃうじゃおり、この辺の名物というかもはや観光資源ですね。
ちょうどルリオーストラリアムシクイが集団子育てをしていた。オーストラリアムシクイ類の中でもこの種はあまり冬羽にならないのでありがたいけど、私は3月のタスマニアで見つけても見つけても一羽も夏羽のルリオーストラリアムシクイが残っていなかった悲劇を忘れていない。青い羽を少しは残しているオスくらいいただろう?と言われても全員が完全に茶色くなっており全滅という惨状だった。真冬の6月7月ならわかるけど、たったの3月でよ?やはりタスマニアは雪国なのだ。
キバラモズヒタキのオス。