
グレビレア・グロッサデニアはハーバートン西側の辺鄙な山岳地帯にのみ分布するので、発見されて40年ほどしか経過していない珍しい植物だ。連邦でもクィーンズランド州でも絶滅危惧種Ⅱ類とされている。

この機会に絶滅危惧種の段階について簡単に書いておくと、
LC(軽度の懸念)→NT(準絶滅危惧種)→VU(絶滅危惧Ⅱ類)→EN(絶滅危惧IB類)→CR(絶滅危惧IA類
)→EW(野生絶滅)→EX(絶滅)となる。
学名 |
: Grevillea glossadenia |
英名 |
: Irvinebank Grevillea |

ハーバートンの町までは舗装道路であり時代村などもあるので時折ケアンズの人もドライブでやってくるが、その西となるともう変人しか通りがからないし、通りがかるべきでは無いと思う。一つ目の集落、ワトソンビルの雰囲気などを覗けば分かる。

この地域には本邦初紹介と思われるこのグレビレア・グロッサデニア以外にも色々珍しい固有の動植物がある。実は私もずっと探している物がある。鳥で。