忍者丹波大介 角川書店 池波正太郎 を読んだ。自分の信念のために、次々と敵が増え追いつめられながらも生きる緊張感と冴え渡る五感。全てに正直に生きる者の、底なしの自由と、音を立ててすり減る命の炎。
あらすじ
秀吉の死去により、世はふたたび戦乱の暗影に覆われる。丹波大介は、信義を失い、生き残らんがためかつての主にすら刃を向ける甲賀忍びの仕様に見切りをつけ、一人信ずる者のためにその技を使うことを決心する。愛する者を失い、伊賀のみならず、甲賀すらも敵にまわしての孤独な闘いの日々。そして、大介を待っていたのは、天下を分けた大戦の幕開けだった。陰に生き、そして死んでいく者たちの壮絶な闘いを描く傑作時代長編。
読みました。
でも「梟の城」とごっちゃになってしまっている・・・(@@)
忍者独特の理屈を面白く思ったように記憶していますが。
主でなくて仕事に忠実ってことに感じいったりとかしたような・・・違ったかな?
この本のおかげで、真田幸村の父親の方の話を読みたいなと思いました。
で、それっきり忘れてました(汗
良い機会です、探してみようっと♪
真田昌幸…評価が結構分かれる人物ですね。私は真田家は好きです。
理屈も面白かってですが、生き方も共感しました。よく思うんですよ、時代物とかで「何でこの人たちはしがらみにこうまで従順なのか?!なぜ逆らおうとしないのか?」って。
大介は格好よかった。(右も左も敵ばかり、というのは嫌ですが)