5月からツアーシーズンが始まると私はたまにしか帰宅しないので、東京ドームのグラウンドと同じサイズがあり熱帯に位置する自宅兼民宿ジョンストンベンドの庭はあっという間にジャングル化する。植木鉢系のものは逆に水がなくて全部枯れてしまう。業者にきて水やりや草刈りを代行して貰えばいいのだけど、私が1時間数千円で働いているのに同時に1時間数千円お庭の管理業者に払うなら働いている意味なんてないと思うのでもう諦めている。
今年は何年か前に植えたマンゴーの若木に初めて実がなった。まあこの時期にまだこんな小さい実にしかなっていないのでは時期ハズレもいいところ。おそらく育たないだろうけど来年以降に期待。
バナナも続々実をつけるが、周辺の枯葉を取り除いたりとかビニール袋を被せたりといった世話が七ヶ月間全くできないので収穫に至ったことは過去たった一回だけだ。
パイナップルも育っている。彼らはケアンズでも植えてから収穫まで3年かかる気の長い相手で、ましてや涼しいマランダならさらに余分に1年くらいかかる。11月ごろ50日間全く雨が降らなかった時期があって、その間も全く水ももらわなかったパイナップルは私が12月に帰宅した時には死亡する寸前だった。なんとか一命を取り留めた。4-5年も待ってるものが枯れたら精神的ダメージが大きい。
家屋の横の大きなホウオウボクは道路に覆い被さっていた一角を苦労して切除して以降健康が悪化して、もしかして枯れるかも?と見ていたけど12月になって無事に蘇ってクリスマスカラーの彩りをくれた。
モンステラは結構高級な観葉植物だけど、ジョンストンベンドの敷地にはあちこちに自生しており、一番大きな株だと数メートルにもなる。
ジョンストン川沿いである自宅兼民宿ジョンストンベンドには時々ヒガシウォータードラゴンが上陸してきて休んでいる。野生のウォータードラゴンはペットのそれとは大違いで実は非常に臆病であり、すぐ水に飛び込んで逃げる。