トレーラーといえば、旅行業においてはこういった写真のようなタイプが圧倒的でありスーツケースなど車内にそのまま積んではいけないものを収納して輸送するのに広く使われている。スーツケースなら10数個は入りそうだ。
しかるにAAK Nature Watchのトレーラーはそれよりもはるかに大きく、そもそも全く異なる外見をしている。
ジャーン。そんなに大きく見えないかもしれないけど自動車くらいのサイズがありスーツケースなら40個近く詰んだことがある。
郊外に住み日常的に大量の植物ゴミが出るので定期的にそれを積んで数分しか離れていないゴミ処分場に自分で持っていく。自分でやれば無料だけど業者に頼めば$200-300は絶対に取られる。
処分場にて。まあこのゴミを人力で降ろすのはまあまあ骨が折れるけど、この辺はもう全部エクセサイズだと思うことにしている。毎日肉や揚げ物を食べ、草を刈り木を切り、シャベルで土を掘り、砂利や丸太を運んでいるうちに私は徐々に身体が大きくなり80kgを超えフィリピン人やカンボジア人に間違えられるようになってしまった。
AAK Nature Watchタイプトレーラーは天井が空いている上に簡単に丸洗いできるので、植物ゴミだけでなく砂利などを砕石場に直接買い付けに行ける。これも業者に頼んだら$200-300はするけど自分でやれば$60。その他にも冷蔵庫や水タンクを運んできたり粗大ゴミを捨てに行ったりするのにも活躍する。じゃあ屋根がなくてスーツケースとか運ぶときはどうするのか?といえば、洗車したのちに
オーダーメードの防水カバーが完璧にトレーラーを覆い、雨の侵入はほとんど許さない。砂埃などは入ってくるけど、その場合は各荷物にゴミ袋を被せてガムテープで止めることで完全に対処できる。
土木作業とスーツケース運搬という異なる仕事を見事に両方こなすのがこのトレーラーであり、私が知る限りケアンズでこういう二刀流トレーラーを用いている旅行業者は私だけだ。