これまで海外において日本のパスポートの更新をしようとすると、まず
1.日本にいる家族などに戸籍謄本を取り寄せて郵送してもらう
2.パスポート写真を撮ってもらう
3.平日の限られた時間しかやっていない領事館に出向き申請用紙に記入
という3ステップを踏まなければならず、ケアンズ市内に住んでいる人ならまだしも往復3時間近いところに住んでいる人にとってはなかなか面倒くさい手続きだった。しかし時代が進み、在住届もオンライン化した今パスポートも戸籍などに変更がなければ3月からオンラインで更新の申請ができるようになった。変更がない限り戸籍謄本が不要になり写真撮影はスマホで自分で行うのでこれも不要。受け取りだけは依然として領事館に行かなければならないものの、週末でも夜でも自宅からネットでパスポートの更新がオンラインでできるようになったのは素晴らしい。
(参考)パスポートのオンライン更新:シドニー領事館
↑この手順によれば戸籍謄本がいることになるけど、変更事項がなかったためか私は不要だった。
(参考)オンライン在留届への登録(必須):https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
←パスポートのICチップをスマホで読み取る手順がうまくいかなかったけど、金属製のスマホケースから取り出してトライしたらうまくできた。
また、オーストラリアでの現在のビザをアップロードする手順において私はビザのレターや旧パスポートに貼ってあったラベルをアップロードしたけど、領事館から電話がかかってきて正しくはVEVOというオーストラリア政府のウェブサイトで証明をとってそれをアップロードするという点でつまづいた以外は概ねスムーズで、その日のうちに受領され翌週には受け取り可能というスピード。