太田祐 おおた・ゆう Yu Otaオーストラリアにおいて唯一の日本人専門野鳥ガイド・野鳥研究家。オーストラリアの野鳥観察に関し日本における草分け的存在で、TV番組や書籍、各SNSなどを通じ最大の情報発信者である。オーストラリア産鳥類リストは外国生まれとしては驚異的な現在739種。株式会社ワイバード(日本唯一のバードウォッチング専門の旅行会社)講師。アジア人初の700Club(オーストラリア産鳥類リストが700種類以上ある人の名誉クラブ)に当時若干36歳で加入する。Birdlife AUSTRALIA(オーストラリア野鳥の会)が長年行なっているセスジムシクイ類調査の調査リーダーや運営委員を務めており、豪国内でも広く知られている。豪永住権やバスツアー事業認可、国立公園や自然保護区の営利使用認可、救急処置資格、衛星携帯電話、海外添乗員資格なども保有。国内有数の探鳥エリアであるアサートン高原にある4000坪の自宅兼民宿【ジョンストンベンドキャビン】で野鳥や動物を見つつ暮らしている。2020年に有名会計事務所から『ケアンズ随一のビジネス』と評される。ジョンウインター博士が2009年から行ってきたキタフクロムササビ調査を継承。QPWS(クィーンズランド州政府 野生動物・国立公園管理局)に職務番号および現役の従業員ID番号も保有。
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2020年12月24日 建築基準の緩い頃の古い住宅がサイクロンの時にぶっ壊れてその辺に飛び散って周囲や他人に被害を与えないように、州政府がリノベーションに補助金を出していたのはあまり知られていなかったようだ。うちは屋根の張り替え+補強の26670ドルのうち11250ドルを州政府が払ってくれた。 まず背景として、ケアンズはサイクロンの被害がよく出るため住宅保険がとても高額な地域で、昔の同僚は毎年掛け捨てで1万ドルもの住宅 全文を見る»»
2020年12月22日 別に大きな不満はなかったが5年以上使ってきたMacbook Proがまだ完全に動き、そこそこの値段で売れるうちに買い替えないとなぁと思っているうちに発表・発売が始まったM1 Macbook。既存のノートPCを遥かに上回る数字を出す上にかなり安く、これならあとはいつ買うかの問題だけだ、と思った。 そうしている内にクリスマス商戦セールでいきなり10%割引になり、画面を見ているいるうちにあっという間に 全文を見る»»
2020年12月20日 AAK Nature Watchはオーストラリアの永住者のみが働いており、学生やワーホリなどの超短期スタッフや就労ビザなどのスタッフは一人もいない。多くのワンマンビジネスオーナーが思うのと一緒で、私も一番必要としている人材は自分自身そのものであり、自分があともう一人いればな…と多くのオーナーと同じことを言っている。 実際にそんな人間がいるわけもなく、現実的に必要になのはバスチャーター業務を頼める 全文を見る»»
2020年12月17日 例えばオニアオバズクやアカチャアオバズクのような超大型フクロウ類が使える巣箱といえば、従来は写真のような木製のものが$300近くで売られていた。送料別ですよ。 日本のシマフクロウが営巣地不足から絶滅の手前までいったように、こうした大型種を収納できるような樹洞はもはやオーストラリアの田舎といえどうじゃうじゃあるわけではなく何とか我がジョンストンベンドにも設置したい。 こうした従来型の巣箱は値段も 全文を見る»»
2020年12月15日 ケアンズ周辺はアボリジニが歴史的に多く住んでいた(る)地域ながら、雨が多いため消失するのか壁画らしい壁画は稀で、この辺りだと内陸のチラゴーとかに多少ある程度。しかし無名なだけで探せばそれなりにあるのだと思う。 これはアサートン高原西部にある小規模な壁画群。 看板も何もなく、道もない山中にあるほぼ無名の存在。ほぼ誰も知らないと思う。 流石に保存状態は厳しいが、地元アサートンにも壁画があるという 全文を見る»»
2020年12月13日 1日あたりの新規感染者数が10人程度しかいない鉄壁オーストラリアが、検査をあれだけ渋っても連日3000人も新規感染者を出す日本からの入国なんて当面認めるわけがない 南オーストラリア州なんて5人感染者を出した途端にスーパーや病院などを除いて6日間強制営業停止、夜間外出禁止になるような国だぞオーストラリアは。 全文を見る»»
2020年12月11日 今のようなブームになるずっと前から淡々と続けているAAK Nature WatchのYouTubeチャンネルの登録者数が800人に達した。ジャンルによっては恥ずかしくて口にできるような数ではないのだけど、「オーストラリアの野鳥」なんていう過疎ジャンルにおいてはよくやっている方なのです。半年前にざっと見て回った結果はAAK Nature Watchの次に多いところでは某オージーガイドの60人が断トツ 全文を見る»»
2020年11月30日 AAK Nature Watchやジョンストンベンドが位置するアサートン高原のマランダは、多くの野生動物と涼しい気候、綺麗な空気で国内外から多くのツーリストが訪れる。今年はコロナもあったけど、どの田舎もそうであるように一次産業の基盤がしっかりしていて永住者が大半である田舎は都市部ほどに影響を受けておらず、むしろ都市部から移住してくる人が増えて活況を保っている。 マランダでは昨年からクリスマス前お 全文を見る»»
2020年11月28日 映像や文章に誤りがないかをチェックしながら(もちろん野鳥に関して)様々な質問に答えるような監修の仕事って、中高年の方々がするものと思ってたけど最近のこのタイプの仕事の増加を見ると私もそんなステージに入ってきたということでしょう。 ここで登場するのがリモートワークの定着で旋風を起こしているらしいオンライン会議サービスのZoom。メールが行き交いうより圧倒的に速く済むし複数人が一斉に参加できる。 全文を見る»»
2020年11月26日 ポッサム(フクロギツネ)は数の多い、かつ警戒心のない哺乳類ながら、ケアンズ周辺ではオーストラリア南部の都市圏におけるようなカラス的な街中のイタズラ動物ではなく普通の野生動物の範囲だ。ケアンズ市内にはポッサムはいないし、アサートン高原でも森に囲まれているような家を除けば決して人家周りで日常的に見かける動物ではない。私のジョンストンベンドはポッサムはたくさんいるし、毎晩屋根の上を走っていくけど、それで 全文を見る»»