アオアズマヤドリはときどきオオアズマヤドリとも和名されますが、アズマヤドリとしては特別大きい訳ではなく恐らくそれは誤りでしょう。オスは濃紺の体。
ちなみにメスや、4歳くらいまでのオスは写真のようにまるで違う姿をしており、別の鳥と思われる事がある。
アオアズマヤドリ♂は自分と同じような青いものと小枝を集めて、メスを誘惑する東屋をつくる。私が観察していた時は、メスが東屋を見に来ると、オスが頭を低く下げ東屋の周りをまわって必死でアピールしているように見えた。実際に見ると、結構感動するのでまだ見た事がない人は頑張って探してみよう。オーストラリア中南部ではよく見る鳥ながら、ケアンズ周辺の固有亜種(minor)は90年代半ばから数が急減しているといわれる。
学名:Ptilinorhynchus violaceus
英名:Satin bowerbird
和名:アオアズマヤドリ
これが建設中の東屋。ボールペンのキャップとか子供の髪飾りとかどこから集めて来たんだろう。自然界にあるものだと、青い花、タマネギの皮、ブルーベリ等を並べる。更に、小枝も何でもいいわけではなくサルビアやフープパインなど厳選した材料を用いる変な鳥。東屋は巣ではなく、お椀のような巣を別に木の上に作る。東屋が有名で地面にいるイメージが強いけど、樹上にいる事も多い。
その特異な生態は一般の人の興味を引く事もある。これはアオアズマヤドリとそのアズマヤをもした質屋の看板。Flith夫妻による有名な書、”Bowerbird”にも登場する有名な看板。
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このデコレーションの習性。
最初、本で読んだので察しがつかなかったです。
色とりどり綺麗ですよね。
いいなぁ、こうしてもらえたら(w
あ、そうでした(w