2011年は様々な友人達と延べ3度もアイアンレンジに行った。私的な案内の傍ら自分でも撮った写真の一部を数回に分けてご紹介。第一回はチャムネミツスイ(写真)とシラボシリュウキュウガモ。
アイアンレンジ国立公園を含むケープヨーク北部の固有種の1つで、その中では恐らく最も見る機会の多い鳥。熱帯雨林ゾーン、特に水の近くなら暫く樹冠を見上げていればそのうち見るでしょう。ただ基本的に高い暗い所にいるので写真になる率は高くない。ケアンズ周辺に分布しているシラフミツスイに外見がよく似ており、鳴き声も近似した姉妹種と言った印象を持っている。
学名 |
Xanthotis flaviventer |
英名 |
Tawny-brested Honeyeater |
シラボシリュウキュウガモは2011年最もケアンズ周辺を騒がせた珍鳥の1つ。でもアイアンレンジでは以前から少数が定着しておりまずまずの条件で観察できる。彼らは食草にかなりコダワリがあり、好みの水草があるところにはかなり強い引力が働いていると仲間内で考えられている。
学名 |
Dendrocygna guttata |
英名 |
Spotted Whistling-Duck |