最近少ないなぁと思っていたらいる所にはいるものだ。20羽くらい。逆にこの湿地にはいつもオーストラリアセイタカシギしかいない、切り札の場所である。オーストラリアセイタカシギは日本の石垣島など南西諸島にて迷鳥としてぱらぱら記録されるため、「日本産鳥類全種制覇」など企むハイレベルな日本の方々から「見られますか?」と引き合いがある鳥でもある。非常に細く長い足で湿地を歩き、餌をとる。細身のため体の体積に比較して翼面積が写真の通りやたらに広く、翼を伸ばすと俄然大きくかっこよく見える。左奥の一羽など、羽が長過ぎてむしろオオコウモリのような感じである。
飛んでいく3連オーストラリアセイタカシギ。なんか面白い1枚。やはり、あまりに足が細く長いと赤い尾の様に見えて変だ。
学名 |
Himantopus himantopus |
英名 |
White-headed Stilt |
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