マルオセッカも繁殖中のようで、捕まえたバッタをずっと持っていた。巣に持って行こうとしたところで近くを私が通りがかったので、通り過ぎるのを待っているのだろう。体のサイズの割に大きな足に目がいく。
安心してくれ、今後10年誰もこんな道のない山中を通ることはない。しかも雨のなか、藪漕ぎして通り過ぎていくのは本当の変態だけだ。
頭頂部だけレンガ色なのが可愛い。
日本の皆さんはトーヨータイヤのオープンカントリーという製品をご存知?オーストラリアでは辺境を走る人の超定番のタイヤで多分日本でよりオーストラリアで有名。これまで試したオフロード系のタイヤの中ではBF Goodrich KO2が一番のお気に入りだけどあまり流通してないし、オープンカントリーはそれよりずっと安いので控えという意味でちょうどいいタイヤを見つけた。まあ、こんな泥道になってしまったら何履いてても滑りますよ。逆ハンドルの練習。
車体の横側はすぐに真っ茶色になるけど、フロントまで泥水をかぶるのは相当だ。私はオフロード走行の愛好家では全くなく、好きでもないのに仕事なので多くの経験を持っているだけだ。
洗濯物の木。パンツではありません、タオルです。
あまりに連日大雨なのでブーツもレインジャケットもいくら防水でもぐちゃぐちゃになるのでマイクロファイバー布でできるだけ拭き取り、ちょっとの晴れ間の間にそれを枯木で乾かしている図。今後雨季に出かけるとき長靴は常備の上、レインジャケットも二着持っていくようにしよう。乾燥が追いつかない。
ムナジロセスジムシクイは十分見たし撮ったので、カルカドンセスジムシクイを探して別のエリアへ。コシアカショウビンがスキンクを採っていた。一応、カルカドンセスジムシクイのペアも出たしムナジロセスジムシクイのペアもさらに出たのだけど、この一角のセスジムシクイ達は警戒心が強いのが多くアップするほどの写真は取れなかった。
しかしまあ、林の中にはおびただしい数のセキセイインコが繁殖を控えて樹洞の争奪戦をしていた。
セキセイ飛行隊
水場や餌場に集結するような何千羽の群れを探し求めて10年以上になるけど、こういう営巣を控えた群れが大量に滞在している林というのはまさにドキュメンタリー番組の世界であり動画撮影に徹したらとても面白いのではないかと思った。今から産卵するとして残り時間は約2ヶ月。どなたか見にいらっしゃいませんか?