コグンカンドリはオオグンカンドリに比べて数が少ない。探して見つけるものではないので、当日飛ぶか飛ばないか、だ。
これは地上に降りている姿。左はオオグンカンドリの雌。クィーンズランド州東海上のオオグンカンドリメスは他地域では通常赤いアイリングが青系統であるとされる(Pizzy & Knight, Birds of Australia)。
オーストラリアを旅している老夫婦に「アイアンレンジの海辺で超巨大なツバメが飛んでいた。何だかわからないか?」と以前聞かれ、その場では思いつかなかったがしばらくして「グンカンドリのことか!」とひらめいた。幹線道路のキャンプ場に置いてあるよ(キャラバンではアイアンレンジに接近不可能)と聞いていたキャラバンを数時間後に見つけ「あなたたちが見たのはオオグンカンドリかコグンカンドリのどちらかだ。図鑑で確認してください」と張り紙をしておいた。一週間ほど経って「まさにそのグンカンドリとやらだ。有り難う!というメールが来た。なるほど『超巨大なツバメ』か。2mくらいあるけど。
学名 |
: Fregata ariel |
英名 |
: Lesser Frigatebird |