次回はハナナガバンディクートを、といいつつ違うのを前回出してしまった。今度こそハナナガバンディクートです。ハナナガ、とはいうもののバンディクートの仲間は皆鼻は長くケアンズ周辺で確認されているシモフリバンディクートやチャイロコミミバンディクートと比較しても突出して長いわけではない。シモフリバンディクートと比較して、やや白黒っぽい事と体下面も白味が強め。あと耳が大きく、尖っている。
あと、ハナナガバンディクートは腿の辺りが白く見える。これくらい典型的なやつだといいけど、色味は個体により様々。

この個体は随分暖色系で耳も小さめ、シモフリバンディクートと考えられる。真っ暗な夜に薮の中でダッシュされるとどちらか判断しかねる事もある。シモフリバンディクートの画像は過去記事も参照。ちなみにシモフリバンディクートは体の大きさに関して個体差が大きく、体重1kgをゆうに越そうなバンディクートはシモフリと見て間違いない。
追加情報
学名 |
Perameles nasuta |
英名 |
Long-nosed Bandicoot |
和名 |
ハナナガバンディクート |
時と場所 |
8月 アサートン高原 |
シモフリとハナナガ、見れば見るほどよくわからなくなって、結局まだ「写真館」にアップしていません。典型的なシモフリはわかるんだけど、ハナナガが自信ないんですよね。どっちかよくわからないけどシモフリかなあ、と思っていた奴が、Willieさんの説明を読んで、みんなハナナガのような気がしてきました。
ええ、シモフリとハナナガの識別は確かに難しい時がありますね。たまに、バンディクートというかプラニガーレくらい鼻の短く見えるシモフリバンディクートもいます。