とりあえず写った!ミナミハナフルーツコウモリが飛んでいる所。いや、足の構造が確認できる写真といった方がいいかも。(下腹部に光るものはダニではないだろうか)
学名:Syconycteris australis
英名:Eastern Blossom Bat
こういう写真ならば昔からあるけど、これだと「なぜシタナガフルーツコウモリでなくてミナミハナフルーツコウモリと言えるのか?」と突っ込まれる(かもしれない)。同じ地域に分布し、暮らしぶりも同じで大きさや色もほとんど変わらない。両足の内側や尾が見えない限り、断定は出来ないのだ。
体重15g。ミナミハナフルーツコウモリは極小の果実食コウモリ。15g、である。セミとかじゃなくてほ乳類として。体温があって、骨もあるのに。競合するのは、ほ乳類とかじゃなくてガとか。普通のサイズのオオコウモリ達がアプローチできないような小さな花、華奢な花にもアクセス可能。
違う属なのに、まったくそっくりなんですよね。
前にケープトリビュレーションで撮影して、バットハウスのヒューさんに教えを請うたら、あっさり野外では識別できないと言われました。
これだけはっきり撮れていれば大丈夫ですね。
結構ひらひら夜になると飛んでいるのに、滅多にこうしてどちらなのかが判明しないので困った相手ですよね