Motted Barred Frog、(Mixophyes coggeri)は又の名をCogger’s Frogという。たまたまこうして緑地に出て来たが、本来の熱帯雨林林床ではかなりカモフラージュされる色と模様。実際、Motted Barred Frogは人が接近すると跳んで逃げるよりは主に伏せてやり過ごそうとする( Conrad Hoskin他 Rainforest Frogs of the Wet Tropics 2008 Grifith University)。
2006年にNorthern Barred FrogM.schevilliはこのM.coggeri、M.carbinensisとの3つに分類が分割された( Mahony他 2006)。さすがにまだM.coggeriとしてでは日本語で検索しても何一つヒットしない。
熱帯雨林の林床を生息環境とするカエルは総じて小型のものが多い。しかしこのMotted Barred Frogはメスで105mm、オスでさえ93mmに達しこのサイズとなるとオオヒキガエルBufo marinusくらいしか見ず、とてもインパクトがあり見事なカエル。写真は携帯カメラから。