まだまだ続く雨季ツアーシリーズ。近年アサートン高原は雨季というほどの雨は降らなくなったので(悲しいことだけどな)、多少の支障はあってもツアーができるということ。カオグロキノボリカンガルーはあまり季節関係なく一年中観察できる。ただ冬(乾季)は熱帯雨林の木々の一部が落葉し、少しだけ見通しがよくなるので、あえて言えば乾季の方が探しやすいとは言える。
カオグロキノボリカンガルーはキノボリカンガルーの中で最も南に分布し、最も小さい種類。そこはベルグマンの法則に逆行している。
どちらかと言えば夜行性だけど、気が向けば日中でも動いてバリバリ葉っぱを食べる。