とうに既出だと思ったらまだ出てなかったか。
ケアンズボタニックガーデンのシンボルにも採用され、ケアンズ周辺を象徴する植物の一つバックスクラッチャージンジャ一。ボタニックガーデンはもちろんの事、エスプラネードのマッディーズ公園を始め何カ所もの緑地で見る事が出来る。図鑑によると自然環境下では南はイニスフェル、ケアンズを挟んで北はモスマンにかけてという狭い範囲の標高の低い熱帯雨林に分布していることになっているけど、メナクリーク(イニスフェルよりももう少し南)やケープトリビュレーション(モスマンよりも結構北)でも見ており分布域の再調査が必要と思う。
学名 |
Tapeinocheilos ananassae |
英名 |
Backscratcher ginger, Pineapple ginger |
熱帯らしい派手な赤い花、と言いたい所だけど赤い部分は苞であって花でない。花は、頑丈な苞の隙間から黄色いのが出てくる。苞はまるでプラスチックのような固さを持ち、尖った形状からもバックスクラッチャーとして使用するには痛すぎる。