
ミミジロセグロミツスイは一度ユーカリの木を出て水辺までハアハア接近したが

水場には多数の鳥が訪れており、しばらく様子を伺っていたが空きそうにもないと判断したかどうか、遠くへ飛んでいってしまった。ビクトリア州北東部で繁殖するはずのミミジロセグロミツスイの「成鳥」が春にこんな北の方を半砂漠うろうろしていることは普通ではない。無事にオーストラリア南部へ移動できますように。

水場の賑わいの中心、野生のキンカチョウ集団。

ウマじゃないぞ、そんな甘い地域ではない。野生のヒトコブラクダだ。

人間も馬も暮らさないような砂漠にこんな小鳥が踏ん張っているのは驚嘆に値する。2007年頃だったか、何百万羽のキンカチョウが集結していて車で走ると両側の草むらから虫のように舞い上がってどうしようもないこともあった。ある真面目な公共放送ラジオ局がそんなキンカチョウまみれの平原から専門家の対談を野外生中継で放送したことがあり(何という危なっかしい企画)、彼らのトークは周囲でペーペー鳴くキンカチョウの空前の群れの音にかき消されよく聞こえなかった。

まあ20年にわたり訪問を続けていれば色々な思い出もある、と耽って運転していると過去20年で実績がない場所にてオカメインコの群れが集まっていた。これだから砂漠の野鳥は難しく面白い。

しばらく撮影を楽しんでいるとセキセイインコの群れも到着!

泥水を飲んで、敵に襲われる前に素早く離陸。その間2−3秒。奥に見える白い影はアカビタイムジオウム達だ。

オカメインコは野生の原種でもモソモソしていて優柔不断で、キビキビ動くセキセイインコには圧倒されている。タイミングを測りすぎて結局いつまでも水を飲めない。

いやー今年はここがポイントだ。一応奥地の方もざっと見て回るが、おそらく明日の朝もここだろう。