「3営業日以内に発送」というシドニー辺りにあるお店のwebで、普段ポケットに入れておく用のコンパクトデジカメを買った。なかなか届かないので(まぁオーストラリアではあたりまえのことだけど)電話してみた。まだ届かないけど?と聞くと届け先の住所(ケアンズ)を聞かれ答えると
「そんな蛮土に住んでいたら時間がかかるのは当たり前だ」
「そこは都市ではなく、ジャングルだからだ」
「気をつけてないと茂みからブーメランが飛んでくるぞ」
と真剣に言われた。
そうなんだよね、シドニーとかメルボルンにはケアンズに対して未だにこういったイメージをもったオージーがいる。旅行ではなくて私はケアンズに住んでいるんだ、というと今まで何度も「それは大変だ。頑張れ」という反応を受けた事があるし、一歩外に出たらワニが散歩している、マラリヤを媒介する蚊がぶんぶん飛んでいるという想像をしている人は確かにいる。
ケアンズがあるクィーンズランド州北部はFar North(極北)と呼ばれる。差別用語である、そうではないの論争によって最近ではTropical northという言葉が使われる事が多くなった。
なるほど・・日本にいるシドニーやメルボルンから来た英会話教師に“オーストラリアの人ってスネイクはスナイクって言うし、Aはアイって読むよね。”って言うときまっていや~な顔して、それは北の方だよっていうけど、それってケアンズと一緒にしないでってこと??
でも、パイロットやアナウンサーでもトゥデイはトゥダイだし、アデレードはアデライドなんですけど・・・。^^;)
初めてオーストラリアに来てしばらくは、都会ブリスベンでホームステイをしてみたんだけど、「自然がたくさんありそうだから北の方へ行く事にした」と言ったらそこの家族からも「乱暴な英語を覚えて帰ってこないでね」「レベルの低い人達に気をつけるのよ」と言われたのを思い出します。
ふと思ったんだけど・・・
このサイトの「オーストラリア人」ってケアンズ人ってこと?
私はオージー全部のことだととらえてたけど?
都市部の方だと、ケアンズに比べてはるかに物事はスムーズに進みますね。
裸足で歩いている人もあまりいないのでは