2022年09月16日
と最近何回か書いている通り、20年間無視してきた欧米の野鳥ツアーマーケットに頼まれて参入することになった。もともと貴族の遊びとしてイギリスで発祥したバードウォッチングは現在でもどちらかといえば富裕層やインテリ層の趣味であり、オーストラリアでも年配のパイロット、医師、獣医師、博物館学芸員、レンジャー、ジャーナリストなどが多い。それらを外国人であり彼らよりもずっと若い私が英語で案内すると言うのは簡単な
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2022年05月28日
オーストラリアで野生のセキセイインコやオカメインコを見るなら、手軽なのはケアンズ発1泊2日ジョージタウンツアーへの参加(理想はケアンズ発2泊3日マウントアイザツアー)です。問題はジョージタウンでは年によってセキセイやオカメがいたりいなかったりする点です。どちらかといえばいない方が普通です。それはいつわかるのか?というと毎年私が5月頃に泊りがけで偵察に行き、その時にある程度の数で見つかれば過去十数年
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2020年12月28日
アオジタトカゲは東海岸や北海岸全域に分布することにはなっているけど、実際問題としてケアンズ周辺にはブラックホールのようにアオジタトカゲの分布に穴が空いていると思う。野鳥にもよくある「熱帯雨林大嫌い」タイプだ(クチシロミツスイ、ヨコジマウロコミツスイ、モモイロインコ、レンジャクバトなど)。
しかしこの個体はハーバートン郊外で道路を横切っていったやつ。ハーバートンならギリギリまだアサートン高原になる
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2019年08月11日
およそ4000kmを旅して昨夜遅くマウントアイザから帰宅しました。マウントアイザからシンプソン砂漠にかけて、実績のある場所では大量のセキセイインコ、モモイロインコが営巣しており営巣だけなら過去10回の遠征の中でも最もたくさんみられた回になりました。一本の木に4−5箇所セキセイインコが営巣していて一番低い巣穴は腰くらいの高さの所にもありました。また冬場ということもあり日中でも途切れることなくセキセイ
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2019年06月07日
今年もセスジムシクイ類調査の時期がやってきた。15年近く続くこの調査はオーストラリア野鳥の会クィーンズランド北支部によるもので、年によって違うが基本的には2週間から4週間(!)原野でキャンプをしながら、スキルが要求される相手であるセスジムシクイ類を探していくものだ。今年で四年連続の参加で私は毎回およそ2週間の参加。私は現役世代なので流石に4週間もボランティアをしていられない。
1年目は散々な成績
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2018年12月11日
タスマニア島はオーストラリア本土と南極との間に存在する大型の島で、周辺の小島とともにタスマニア州を構成している。南緯42度という高緯度地方にしては哺乳類や野鳥の豊かなところであり、メルボルンから飛行機で1時間というアクセスも決して悪くはない。シドニーを経由してもいい。今回は古くからの知人の個人的な案内で6度目のタスマニア州訪問になった。秋冬は悲劇的な低温と風雪に見舞われるタスマニア州では訪問は
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2018年01月24日
運転中にユーカリの木の上でパッとインコが動いたのが見えて停車。特徴であるはずの長い尾をどこかに忘れてきた(ニシ)オグロインコ。尾がないと全く違う、アオバトか何かにさえ見える。
おそらく日本語のwebでは初登場となるニシノハラムシクイ。広大な草原で鳴いているのを見つけだした。こういう「普通種じゃないもの」を「圧倒的に短時間で」見つけるのがガイドであり、普通種のみを倍の時間をかけてみるだけで
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2017年08月20日
クロオビヒメアオバトのオス。
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2017年01月29日
ちょっと気分転換に別の探鳥地を覗きに行く途中で大量のクルマサカオウムに出会う。クルマサカオウムは内陸部に暮らし、善良な市民には縁のないオーストラリアのオウム界のボス的存在の一種だがこれほどの群れを見たのは始めてだ。
一部はモモイロインコがクルマサカオウムに偽装中。
キング・オブ・オウムが100羽以上いる状況。
なおクルマサカオウムに二つの亜種があり、こちらは亜種leadbea
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2016年12月15日
現地ガイドを含む、オーストラリアの野鳥ガイド3人組による成果。実質二日間で見てしまい、三日目は結構遊んでいた。
オーストラリアカタグロトビ
シロビタイミツスイ
キビタイツバメ
ズアカガケツバメ
ズグロトサカゲリ
タテガミガン
ハイイロオウギヒタキ
コバシムシクイ
アキクサインコ
アカオクロオウム
ヤドリギハナドリ
ショウキバト
ノドグロハチマキミツスイ
ハイビタイコバシ
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