2023年02月15日
毎年5月ごろに3週間程度の日程を割いてセスジムシクイ調査のボランティアを続けてきたけど、欧米人相手の野鳥ツアーを引き受けるようになって、民宿もバスも順調に拡大していて、観光シーズン序盤である5月に3週間もの無給の休みを取るのがかなり難しくなってきた。
そこで、5月は無理でも一番時間がある1−3月の雨季の間にセスジムシクイ調査でできることはないのか?と関係者に一通り聞いてみたら「好きなようにすれば
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2022年12月08日
パース市を起点にオーストラリア南西部を8日間ご案内するお仕事を頂いていて、それが始まる三日前に現地入りした私はパース空港につくや否や、一直線にカメラ屋さんへ向かった。なぜなら出発前日にCanonカメラ1DXと100-400mmレンズが外れなくなり、かつ撮影もできないという故障が発生。ニコンを売ってしまったいま野鳥撮影ができる唯一のセットを一時的に同時に失う形になって何時間か悩んだのだ。それは
諦
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2022年10月23日
雨が降りそうな暗く淀んだ低い雲の下、誰かの私有地のようなそうでないような、謎の疎林地帯で探鳥が始まった。目当てはターゲット4種のうち3種目になるコパーバックウズラチメドリ。ウズラチメドリ類は全国の僻地に散らばっており基本的には小石混じりの傾斜地を単独で歩いている鳥だ。
変なヒガシキバラヒタキだと思って撮っていたが、実はニシキバラヒタキ。アオムネオーストラリアムシクイと同様にエアー半島中部に西オー
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2022年10月22日
ヒメノドジロセスジムシクイを撮り直すことを断念し、まだ全く写真が撮れていない残る3種に時間を向けることにして僻地の山から離脱する。ただ来た道を引き返すわけではなく、南オーストラリアのガイドからもらっていた情報をもとにウエスタンセスジムシクイを探してみた。何しろ初日は機材を用意しているうちにハジロオーストラリアムシクイに入れ替わってしまったので。
いた!探し始めて30秒、車から15m(笑)。ものす
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2022年10月20日
ということで、ヒメドジロセスジムシクイを千載一遇のチャンスでミスった私は、プレッシャーが低いであろう周辺の丘を探す作戦に切り替えた。ヤギがたくさん放たれており、これが地主の生業なのだろうか?踏み跡さえない急斜面の昇り降りにT君はブツブツ言っていたが、毎年何週間も何週間もセスジムシクイ調査でルートのない急斜面を歩き慣れしている私は何も感じない。
こ、これはモンシロチョウ!ニュージランド産の輸入キャ
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2022年10月19日
二日目の朝。本腰を入れて本命のヒメノドジロセスジムシクイを探しにちょっとした山を登り始めたところに、遠くにこのハイイロカッコウがいた。600mmレンズを使って撮ってトリミングしてこのサイズということはもう何十メートルも向こうにいるわけだけど、これを撮ってしまったばかりに大きな後悔をすることになるとは。なぜならおよそ20−30分後、藪の中をヒメノドジロセスジムシクイを探していた私の耳がかすかなコンタ
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2022年10月18日
(8月末の話)オーストラリア内で観察してきた野鳥が700種を大きく超え出すと、もうあまりまとまったライファーが残っている土地はオーストラリア大陸広しといえどもそんなにはない。アリススプリングスあたりに2-3種、ブルームあたりに2種、ナラボー平原あたりに2-3種、放浪性のミツスイが2種、それ以外ではヒメフクロウインコとかニシキジインコとかテンニョインコとか、ニュース記事レベルのウルトラ希少種が大陸の
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2022年10月10日
10月時点の来年2023年のご予約状況ですが、
5月 半分ほど予約済み + 残り半分セスジムシクイ調査
6月 後半は予約済み
7月 中旬を除きほぼ予約済み
8月 中旬を除きほぼ予約済み
9月 下旬は予約済み
欧米の人達の手配は非常に早いです。オーストラリアの人口は約30年で2倍に激増し人口爆発が鈍化する兆しさえありませんが、宿の部屋数やガイドなどは30年間あまり増えていな
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2022年08月01日
私は以前、270度をカバーする自立式オーニングを何年か愛用していた。それはポール不要、15秒で設営というオーニング界の頂点に位置するもので素晴らしかったのだが、年間十数日しか使わない割にはそれは重たすぎ簡単には取り外しもできないことから売却した。
https://aaknaturewatch.com/blog/diary/30-second-awningとお別れ/
それ以降はこのずっと小さ
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2022年04月04日
数年前にオープンしたケアンズ水族館に初めて行ってみた。海水魚の展示は世界的にどこでみても同じなので、淡水魚や地元の自然をいかに紹介するかが腕の見せ所だと思う。その点では頑張っている印象だったのだけど…展示パネルにめちゃくちゃな内容を発見する。
←『ムナジロセスジムシクイはカササギガンのように渡りの水鳥で、沿岸の干潟や塩田に暮らしている』
過去およそ10年にわたって毎年平均3週間を費やしてセスジ
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