2016年12月07日
ケアンズも近くなってきた。アウトバックには、全く紹介されたことのないような無名の絶景があちこちに転がっている。ここなどもケアンズの人であってもほとんど誰も知らないだろう。特にアジア系は食べることには情熱的だが、欧米人ほど自然に関心がない。
ケアンズ版グランドキャニオンだ。
フルサイズ+14mmレンズでここまで画面に入るが、私にはフルサイズのデジカメはなくてもいいな、という結論に最近達し
全文を見る»»
2016年12月05日
クロムネトビは2012年にブログに載せる際に日本語で「クロムネトビ」と検索しても何もヒットしなかったような日本ではまだ誰も見てない撮っていないような希少な猛禽類だ。(クロムネトビに限らず他にも通算で100種類くらいは日本に最初に紹介したと思う)こうして近くの枝に止まっているクロムネトビは私も初めてかもしれない。
画面には入れていないが、右のほうにもう1羽いるという幸運。
うおー。と
全文を見る»»
2016年12月03日
オス「ここが最高の物件だ、早く営巣しよう」
メス「背後で誰かが狙ってますよ」
メス「ちょっと狭い気もしないでもないけど」
メス「お向かいさんよりは広そうね」
狭っ!ワサビのチューブみたい。
オナガイヌワシのペアが枝に止まっているという、ケアンズ近郊では信じられないショット。ケアンズ近郊では200m以内に入るのさえブラインドなどを使わなければ至難。旅を続けているとこうい
全文を見る»»
2016年11月26日
前回の夕焼けに続いてチャンネルカントリーの夜明けの様子。
アウトバックの広大無限な世界に慣れている私でも、このエリアのフラットさ、数万年変わらない風景、人間の壊滅的少なさには圧倒される。
車もさぞ気持ち良いことだろう。
木が数本生存している以外は全方位に地平線。
そんな土地へ東京から2日で辿り着けるわけだ。
こういうところに住んでいるのもある種オツなものかもしれ
全文を見る»»
2016年11月19日
セスジムシクイ調査の任から解放された我々は、ケアンズへ戻る他のメンバーとは異なってさらにチャンネルカントリーと総称されるクィーンズランド州最西部のアウトバック地方へ転戦してバードウオッチングへ。鉱山の街マウントアイザの南部や西部に広がる広大な無人地帯は私のハートランドである。いくつもの忘れがたい思い出がある。
おはようセキセイ達。
ケアンズ郊外では年によっていたりいなかったりする野
全文を見る»»
2016年11月16日
二週間にわたったムナジロセスジムシクイ調査ボランティアは終わりに近づいてきた。我々のチームもステーションBをでて別動隊との待ち合わせ場所へ向かう。携帯電話もずっと圏外だしアマチュア無線も届かないような距離で互いに動いているので「五月二十四日にどこそこのロードハウスで会おう」という超適当な待ち合わせ。
実際我々は24時間にわたってロードハウスで待ちぼうけを食った。しかし、そんな体験もまたそ
全文を見る»»
2016年11月14日
ステーションBでは何度か野生のディンゴを見かけた。
もう何ヶ所目かわからない原野キャンプ。調査仲間の人類学博士はここでアボリジニの磨製石器のようなものを拾っていた。そういうのって拾って帰っていいんだっけ?
これは使われなくなったオナガイヌワシの巣のようだ。調査の主対象はムナジロセスジムシクイながら、調査中に見かけた全ての野鳥に関することは報告書の対象になる。この写真はどうやって撮ってい
全文を見る»»
2016年11月12日
この調査期間中、ホオグロオーストラリアムシクイは幾度となく見かけたがいずれも冬羽。
それでもなお可愛い。
ホオグロオーストラリアムシクイはここクィーンズランド州西部を中心とする亜種と、西オーストラリア州最北部からノーザンテリトリー西部にかけての亜種とに分かれる。後者についてはまだアップしていない。写真がたまる一方でして。
基本的に水のすぐそばにいる種類ながら、一度スピニフェッ
全文を見る»»
2016年11月08日
美しいキバシキンセイチョウ。日本人バーダーにはコイカルとかシメを連想させる。
結局二泊野営したAステーションではムナジロセスジムシクイは見つからず、次のBステーションに移動する。バードウオッチングとは異なり、対象がいそうにない所にやはりいないことを確認するのも鳥類調査である。Bステーションは3軒くらいお隣さんよ、といっても車で1日でたどり着けないのがオーストラリアの狂っているところだ。以前売
全文を見る»»
2016年11月05日
(前回からの続くスーパーウォーターホールの爆発)オナガキンセイチョウも尾が長く見えるように撮れた。
あ、これはノドグロハチマキミツスイの若い奴じゃないか。(Black-chined Honeyeater, Melithreptus gularis)
あれ、普通のノドジロハチマキミツスイ。
これはノドグロハチマキミツスイの成鳥だから両種若鳥成鳥の4パターンが入り乱れていた。
全文を見る»»