2018年02月17日
アウトバックの夕方は全てが金色に染まる。
そして太陽が沈む前後はその日によって様々な色彩に変化する。
雲が晴れれば、多くの人間は想像すらしたことがない量の星が輝いている。
そしてそれらは見渡す限り自分だけのためにある。これを眺めるには何の代金も必要ない。
アサートン高原に引っ越して改めて思ったが、町(ケアンズ)に行かないと困るようなことは月に一回くらいしかない。ケアンズ
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2018年02月15日
2017年版セスジムシクイ調査隊。
二週目でこのメンバーは三手に別れるので、その前に記念写真。2週目からは更に奥地へ左遷される(?)ハリーに変わってニールとペアに。単独行動が認められないのはオーストラリアの僻地では普通に人が遭難し死ぬからである。私も更に奥地へ行きたかったが、マウントアイザ・ローンヒル周辺に残ることを希望したのはこの二週間のボランティアのあと、離脱して南へ出かけるので事前にそれを
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2018年02月13日
ムナグロオーストラリアムシクイ(Variegated Fairy-wren)のオス。というのは2017年までで、この亜種assimilis2018年にPurple-backed fairywren(公共性のある和名は現時点で存在しない)へと昇格した。調査中はそれはそれはいろんな鳥が出ているが、両手に荷物満載なのであまり撮れる状態ではない。遊びに来てるのじゃないしね。
こんな池のほとりで何
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2018年02月07日
今年もまたセスジムシクイ調査の季節がやってきた。今回は全4週間の日程のうち前半の2週間にボランティアとして参加する。直前まで忙しく、出発の朝になってルーフラックの取り付けをしている(積み込みではなく)ような状態。ケアンズを昼前に出て、数百キロ走った地点で野宿。次の日もひたすら1000km走ってようやくこの集合場所まで辿り着いた。オーストラリアらしい鮮やかな赤土で興奮しますなぁ。
セスジムシク
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2017年02月01日
過去数回行われているオーストラリア野鳥の会を母体としたセスジムシクイ二種類の大規模調査。2016年は私も二週間の日程でボランティア参加し(行き帰りの日数を含めると3週間)その大半を全22回かけてブログにアップした。過去数回の調査の中で最もセスジムシクイが確認され、「しばらくは調査はない」と言われていたが結局今年もするようで。
その日程とは6月10日頃から7月上旬にかけて。
なぜこんな長期で過酷
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2016年12月11日
あまりにも無名で寂れたある国立公園にて。
日が沈みそうで、無人の林を延々と野営予定地へ急いでいたのだけどオカメインコトリオがありえない事に目前に飛んできて着地。餌を探し始めた。く〜。
通常野生のオカメインコも非常に臆病なのだが。この三人組はその後も付近をうろうろしていたので、左から順にライス・レース・ソースと名付けた。
ここのキャンプの売りは、圧倒的な無人さだ。何度か来ているが、
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2016年12月07日
ケアンズも近くなってきた。アウトバックには、全く紹介されたことのないような無名の絶景があちこちに転がっている。ここなどもケアンズの人であってもほとんど誰も知らないだろう。特にアジア系は食べることには情熱的だが、欧米人ほど自然に関心がない。
ケアンズ版グランドキャニオンだ。
フルサイズ+14mmレンズでここまで画面に入るが、私にはフルサイズのデジカメはなくてもいいな、という結論に最近達し
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2016年12月05日
クロムネトビは2012年にブログに載せる際に日本語で「クロムネトビ」と検索しても何もヒットしなかったような日本ではまだ誰も見てない撮っていないような希少な猛禽類だ。(クロムネトビに限らず他にも通算で100種類くらいは日本に最初に紹介したと思う)こうして近くの枝に止まっているクロムネトビは私も初めてかもしれない。
画面には入れていないが、右のほうにもう1羽いるという幸運。
うおー。と
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2016年12月03日
オス「ここが最高の物件だ、早く営巣しよう」
メス「背後で誰かが狙ってますよ」
メス「ちょっと狭い気もしないでもないけど」
メス「お向かいさんよりは広そうね」
狭っ!ワサビのチューブみたい。
オナガイヌワシのペアが枝に止まっているという、ケアンズ近郊では信じられないショット。ケアンズ近郊では200m以内に入るのさえブラインドなどを使わなければ至難。旅を続けているとこうい
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2016年11月26日
前回の夕焼けに続いてチャンネルカントリーの夜明けの様子。
アウトバックの広大無限な世界に慣れている私でも、このエリアのフラットさ、数万年変わらない風景、人間の壊滅的少なさには圧倒される。
車もさぞ気持ち良いことだろう。
木が数本生存している以外は全方位に地平線。
そんな土地へ東京から2日で辿り着けるわけだ。
こういうところに住んでいるのもある種オツなものかもしれ
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