Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ケアンズの魅力

コウロコフウチョウの求愛ダンス

ケアンズは日本と時差はわずか1時間、実質所用6時間台の直行便が東京と大阪からほぼ毎日利用でき、治安がよい英語圏の先進国であり体力的にも金銭的にも非常にアクセスしやすい海外だといえます。南緯17°の亜熱帯に位置するケアンズは、温暖な南太平洋と内陸の乾燥帯に挟まれた特異な地理/気象をもち2つの世界自然遺産を誇ります。WET TROPICSと呼ばれる世界最古の熱帯雨林が1つ、沖合には世界最大のサンゴ礁地帯かつ現在世界最大の海洋保護区「グレートバリアリーフ」が2つ目となります。そんな潤った自然も2時間ほど内陸へ向かえば果てしなく続く直線道路、赤い土、荒涼とした世界に一転します。

オーストラリアで確認された鳥類は1000種に迫り、生態系が多様なのはいうまでもありません。しかも、オーストラリアの固有種は実に250種を超え圧倒的な固有種率です。固有種というのは普通1つの国に数種、10種もいれば多い方なのですよ。

想像されてみて下さい。現存する地球最古の森を。想像されてみて下さい。たった幅60mの州のようなところに、多いときは30000羽ものアジサシやグンカンドリがひしめいている南半球最大の海鳥の繁殖地を。見届けましょう。スズメほどの大きさのトウネンが、シベリアから日本を経てケアンズまで渡ってくる姿を。「世界一美しいカワセミ」シラオラケットカワセミの飛翔を。ノドグロヤイロチョウやアサヒスズメの色彩を。1.5mを超える巨鳥、エミューやヒクイドリの迫力と、彼らの持つ威厳を。

ケアンズでのバードウォッチングの大きな魅力は種類や数が多く、しかも南国ならではの美しい種類が多く、そして鳥と人が「近い」こと。日本で時々あるような、200m300m向こうの鳥を双眼鏡で必死に除いて観察するようなことは必要ありません。一般的に治安は良好で、英語圏で、水道水もそのまま飲め、宿泊施設も整っている為に途上国を訪問するときのような余計な心配がありません。時差が無く、直行便も豊富ですので3-4日の限られた時間でも訪問できます。

(太田祐は東アフリカ、コスタリカ、カンボジアでもツアー手伝いをしていますが、このあたりに置いて正反対です)

ケアンズ周辺は広大なオーストラリア大陸の中でも最も鳥類が豊かである事に異論を挟む人は稀でしょう。日本の21倍の面積であるオーストラリアで確認されている種類のうち、ケアンズ周辺で確認されている種類はほぼ半分に上り24時間で約245種類観察というオーストラリア記録もここで出されています。

慣れない地での個人探鳥を行なえば必ず生じる取りこぼし、誤認、運転、地理、言葉、習慣の不安も全部解消。この地域は非常に鳥が多いです。鳥が多いからこそ逆にガイドが必要で、ガイドなしで同じ成果を上げようと思えば2倍3倍の時間がかかります。そうすれば費用もむしろ高くなるでしょう。オーストラリアの人口密度は世界最低レベルに低く、フィールドは途方も無く広大で誰も見かけません。

現地情報誌への連載からジェットター機内誌まで。

太田祐の豊富な知識や写真、文章のスキルはタウン誌や国際線機内誌上などでも発揮され、特に連載”フィールドノート”は自主的に辞めるまで数年の連載期間中、非常に高い評価を集めました。

人気のオースアリア / ケアンズ ブログ紹介!

 野鳥や植物、動物の話題を中心にしたブログはほぼ毎日更新され、トータルで3000以上の記事、10000枚以上の写真数を誇り日々増え続けています。この分野で最大級のブログともいわれています。

 太田祐はこれまでにオーストラリア国内で725種の野鳥を観察しています。史上3番目の若さでの700種越えとされており、アジア人では初の達成です。このホームページはほぼ一日置きに更新されトータルで現在約3500の記事、11000枚以上の写真がアップロードされており日々増え続けています。それを20年続けられるでしょうか?この分野で最大級のブログともいわれ、その上で株式会社ワイバードのフェイスブックを更に毎月10回更新する程の余裕があります。ネタが切れる事がないのは頻繁にフィールドに出ているからに他ありません。太田祐がオーストラリアの自然観察に費やしてきた時間は膨大なもので年間の走行距離は5万キロを超え、これまで積み上げたオーストラリアでの探鳥経験は2000日を超えます。それもレジャーとしてではなく、厳しく結果が求められる業務としての2000日です。オーストラリアは毎年降水量のブレが激しく、山火事も日常的に繰り返され、従って好調な探鳥地も毎年移り変わるので古い情報をもとに探鳥しても実りは多くありません。シーズンによっては一週間で250種以上の野鳥をご紹介できる能力を持っています。

 株式会社ワイバードは日本でほぼ唯一の、そしておそらく最も活発なバードウォッチング旅行会社です。ワイバードではガイドは鳥の知識は当然として、それよりもむしろ高いカスタマーサービスを重視する事はよく知られています。「鳥に詳しいだけの奴なんていくらでもいるからな」と最初に言われたことを忘れません。 太田祐はワイバード主催のオーストラリア関連ツアーをほぼ一手に受託して十年以上になり世界中の多く居る現地野鳥ガイドの中でも特に高い評価を得て、ケニア・コスタリカ・カンボジアなど第三国への添乗も依頼されていることは太田祐の高いホスピタリティ精神を証明しています。移動中の車内でも黙っている事は少なく、選りすぐりの知的な面白い話をお届けします。

 ガイド中にガイド自身が一眼レフでバシバシ野鳥撮影をする事についてどう思われますか?ワイバードにはいませんが野鳥ガイドの世界では散見されます。太田祐は公式なガイド時には三脚と望遠鏡を絶対に携帯しています。望遠鏡も持たず、代わりに自分の大きなカメラは持っているというのは私の基準では全然ガイドではないと思います。

 このサイトに使用されている11000枚以上の画像からもお察しいただけるかもしれませんが、野鳥撮影は太田祐の趣味です。光線条件や“絵になる場所”を考慮したご案内を無意識にしています。欧米系のガイドにありがちな全然写真が撮れないような案内はございません。

 宿泊を伴うツアーでは緊急用に衛星携帯電話を配備しており、更に救難信号ビーコンも併用しています。

また僻地での経験や動植物の知識が豊富なことから、他の旅行会社や番組制作会社のアウトドアアドバイサーを務める事もあります。応急処置やオフロード運転、職業安全衛生の修了証を持ち、旅程管理者資格(海外添乗員資格)やツアーガイドの国家資格(Certificate Ⅲ in Tourism (Guiding) THT30902 )も保有しています。

ツアーに使用している車両は自家用車ではなく(それは違法です)タクシーや観光バスと同じように運輸局の審査や半年おきの車検をパスした正規の旅客運送業務用の車両です。AAK Nature Watchは観光バス会社でもあります。それらの安全性や社会的責任が自家用車とはいかに異なるかは、こちらをご一読下さい。

なお国外企業との取引額が一定以上に達している旅行業者は「インバウンドツアーオペレーター」の認可を取得する必要があり、オーストラリア国内のみで営業している旅行業者よりも一層の信用力を求められます。AAK Nature Watchはもちろんインバウンドツアーオペレーター認可を保有しており国際的な業務が可能です。

 よく管理された一流の機材や備品を使用しています。観察用具の他、通信機器や安全機材も充実しています。光学機器は防湿庫で適切に湿度管理保管されています。レンタルが可能です。また2016年8月から、メインの車両は新車のランドクルーザーにアップグレードされました。冷蔵庫や冷凍庫を備え「セダンで言えばクラウン」と呼ばれる最新で快適な静かな乗り心地をお楽しみください。無給油で約1400kmの航続距離を誇り、数日のツアーでは一度も給油が必要ないのもメリットです。14人乗りのハイエースも保有しています。

 オーストラリアの鳥類や自然史一般に関して豊富な文献と全国規模の人脈をもっています。過去相当な数のドキュメンタリー番組や雑誌制作に携わってきました。10年前には自分自身が「海外で活躍する日本人」として日本で30分番組になった事もあります(ぐっと!地球便)。オーストラリアを代表するような研究者達とも全国にアクティブなコンタクトがあり、サポートを受けられる体制を持っています。近年の実績をご参照下さい。

AAK代表ご挨拶

太田祐です。ご訪問有り難うございます。インターネット時代になり、野鳥がいそうな場所の表面的な情報は入手しやすくなりましたが、最終的には野鳥を見つけられるかどうかは人脈を含めた地元知識と身体的な能力との合わせ技です。特に視力と聴力の勝負です。誰かが見つけてくれる日本のフィールドとは違い、オーストラリアでは一週間誰にも会わずにバードウオッチングをすることだって時々あります。

オーストラリアに来る欧米のバーダーの間では一時期「インターネット上の情報があればガイドなしでもいけそうじゃない??」ということで個人での探鳥が盛んになって欧米ガイド達はぼやいていましたが、現実として個人での探鳥でとガイド付き探鳥の成果をテーブルに並べて比べれたらどれほど違うでしょうか?到底およばないことが逆にSNSなどで明らかになるにつれて再びガイドが利用されるようになっています。我々野鳥ガイドは時速100kmで走る車を運転しながらでも目的の小鳥を見つけられますし、何百メートルも離れたところで鳴いている目的の小鳥が聞こえます。その上で最高で最新の情報も持っていて、ランドクルーザーに乗っています。鳥を呼び出すこともできれば、普通は立ち入れない土地に立ち入ることもできます。生まれつき目や耳が良いうえに一生のほとんどをバードウオッチングに費やしている野鳥ガイドの地元で絶対に敵うわけがありません。時々「バードウォッチング歴30年…」と言った表現を見聞きしますが、それが毎週日曜日のバードウォッチングを指しているだけであれば、野鳥ガイドは「バードウォッチング歴、換算150年…」と言えるかもしれません。それほどまでに人生のほとんどを費やしてバードウオッチングをしています。挑まれればケアンズ1週間で250種の野鳥をご紹介できる能力を持っています。

特に私はオーストラリア屈指の探鳥地であるアサートン高原の中心に、東京ドームのグラウンドに匹敵する面積の自宅に野鳥や哺乳類と暮らしています。リビングの窓の外にコウロコフウチョウやオーストラリアアオバズクがいたりチュウヒが飛んだりする環境から蓄積される365日24時間体制のバードウォッチングは、都市部に住むガイドとは比較にならない経験を与えてくれます。「便利だから」という理由でケアンズ市やメルボルン市などの都市部に居住しているガイド達とは対照的です。

インターネットは一時野鳥ガイド業を衰退させた一方、同時にその卓越した能力も宣伝することによって再び彼らを復活させてきたのです。さて日本人バーダーは今後どうなるでしょうか?

人気ツアーベスト5!

価格:
A$255

ケアンズ周辺にはマングローブ林、サバンナ、海岸林、硬葉樹林、淡水湿地林、低地熱帯雨林、高地熱帯雨林など多数の異なる環境があります。
それらの中から、その時期に状況のよい4-5カ所を選び巡っていきます。
数も種類も豊富な野鳥、止む事のない歌声、派手な色彩、年中続けられる繁殖、三分の一近くが固有種、あまり逃げない鳥達、など世界有数のバードパラダイス【ケアンズ】の探鳥をご体験下さい。


価格:
A$1950

定番の海外探鳥地ケアンズ。Birder紙における「憧れの海外探鳥地投票」で二位に選ばれました。町にも森にも鳥が溢れ、姿や声が目や耳に入らない事など無い程の豊かな環境です。
山野にはワライカワセミ、アオバネワライカワセミ、モリショウビン、ヒジリショウビン、ナンヨウショウビンといった多くのカワセミ類、乾燥地帯にはハゴロモインコやアカオクロオウム、イチジクインコなどのインコやオウム類、水辺にはカザリリュウキュウガモやアオマメガン、セイタカコウといった派手で美しい鳥が多いのも特徴です。4.5日間でケアンズ周辺の主立った探鳥地を巡ります。


価格:
A$285

普段ペットショップや花鳥園で見かけるようなオウムやインコがケアンズ周辺には自然に暮らしています。このツアーではそういった鳥達の野生の姿や暮らしにフォーカスしていますので、バードウォッチャーでなくても飼育系の愛鳥家の方々にもお楽しみいただけます。日中は様々な場所で餌をとったり大空を飛ぶインコやオウムを観察し、最後は彼らの集団ネグラ入りを見学します。特定の目標やターゲットがあるかたは、他のご参加者がない貸し切りプランのご利用をお願いします。


価格:
A$1450

ケアンズでの探鳥、とりわけ日帰りや2日間程度の短いツアーで悩むのがどの鳥をお見せしようかという事です。この地の固有種も大事ですが、南国らしく美しい種類、特殊な生態を持つ種類など選択肢は多くあります。このツアーでは特に写真派の方々の被写体として人気が高いカワセミ類に時間を集中します。ケアンズ周辺では9種類のカワセミが暮らしており、渡りをするものが若干いるため通常は最大で8種類をツアー中に記録できる筈です。雑誌Birderが「カワセミ天国ケアンズ」と記したその世界をご堪能下さい。



徹底ほ乳類! 一泊二日ツアー

価格:
A$450

ケアンズでは観光風の日帰りほ乳類観察ツアーが多くの旅行会社によって行なわれています。しかしそれらは観光やダジャレ、餌付けを交えたエンターテイメント的な家族向けのものであり熱心なネイチャーファンを本当に満足させるものではありませんし、ガイドの経験値や知識量もAAK Nature Watchとは比較になりません。この24時間ツアーは真剣なナチュラリストに最適です。
カモノハシ、カオグロキノボリカンガルー、キミドリリングテイル、トビリングテイル…


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