Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

車で渡河する事について

車で渡河

中州でキャンプしていた家族が増水に気づいて撤退途中に川の中でスタックして水死するという悲しい事件が日本であった。オーストラリアの大半を占める未開地域では川を車で渡る事はレジャーではなく生活であり、好まなくても挑まざるをえない事情がある。何百回もこうして河を超え、その数倍もの数で他の人が河を超えるのを観察して運転スキルと判断力を養うしかない。何百回も川を渡った経験から一つの基準を示すなら、川底が堅いところであればあまり心配はいらない。水没したアスファルトもそうだ。しかしエンジンの空気取り入れ口の高さだけは絶対に把握しておくこと。


そのあたりのことは人気の過去記事シリーズである「被災地から生中継 ケープヨーク深南部8」「ケープヨーク深南部9」「ケープヨーク深南部10」などに詳しい。やや古いけど、日本語のメディアにはまずない情報だと思う。


オーストラリアにはオフロード技術の訓練所もあり、そこで経験を積むこともできる。4WDクラブに入って色々教えてもらうのも近道だ。

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