Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

自宅敷地へ266本の植樹開始2

オーガードリル一週間かけて壁のような雑草を刈り払った。書くのは簡単だが、もう一生やりたくない仕事だし、もし友人がそんな土地を買おうとしていたら私は全力で止めるだろう。刈った上に除草剤を散布して止めを刺した次の作業は果てしのない穴掘りだ。

シャベルで人力で行なった場合、大きな疲労を感じず掘れる穴など一度に10個未満だと思う。266個もの穴を掘るのはこのStihl製BT 131-Z Earth auger。これがなかったら死んでた。オーガーを使ったのは数年ぶりだが、ライドオンモーワーやチェーンソー、オーガーなどこいつは随分色々な重電動工具を使える日本人である。

ディンツリーにあった伝説的民宿レッドミルハウスをたたんで近所に偶然同時期に引っ越してきたアンドリューが手伝いに来てくれたので二人で交代しながら266個の穴をあけた。

重機を扱うには二人とも軽装だが、なぜか雨季なのにこの数日全く雨が降らなくなり太陽が連日加熱し続けた現場は37度を超える猛暑だ。防護服など着ていられるわけがない。ケアンズでは工事現場でも半ズボンスタイルは普通だし、時々ほとんど何も着ていない作業員も見かける


いやぁよく掘ったねぇ。

(昔の写真)引っ越してきたときはこのように、川に沿って延々と高さ2mをこす絶望的な雑草の壁だったエリアだのを必死で刈り進んだものだ。そして放っておけば何ヶ月かで元どおりに。

よくここまでやった。もう2度とやらん!

45個入りの苗木トレーを植林に備えて転々と配置したのだが、幼木にはこの時ならぬ猛暑と遮るものがない日光で急激に弱りだしたので植林をさらに急ぐことになった。

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