Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

シドニー旅行記2 ブルーマウンテン観光

シドニーには9年前に30時間ほど滞在しただけなので、鳥ばっかり追いかけてもあれだから観光名所のブルーマウンテンへの日本語ツアーに参加してみた。似合わない!と思われそうだけど、商売柄他人のツアーに乗るのは好きですよ。一つ参加するだけでその町の業界の事は結構よくわかる(私が質問魔な事もある)。当日の客は私たち夫婦をいれて4人。私以外は全員女性だ。ガイドは、もうオーストラリアに来て30年になるというおじさん。キャンプと4WDが大好き。?砂漠はどうの、ランクルのカスタムパーツがどうのこうの、トレーラーはこうあるべきだ、コールマンの値上げで損をした、というような私しか聞いてないだろうなという話が続いた。最初の停車は絶景で有名なエコーポイント。


来た!
雨男の本領発揮!
何も見えず!

15分程度のウォーキング中に、いろいろケアンズでは見られない鳥が。これはイワムシクイ。厳密な意味でNSW州唯一の固有種と言われるがこんなに普通にいるものなのか。(厳密な意味:NSWの中にあるACT首都特別区でも見られてしまう鳥は(例えばアンナイドリなど)はNSW州固有種と言わないとか何とか。。)

コトドリ。もう少し時間があればちゃんと撮れるんだけどしょうがない。立ち止まっているとツアーに置いて行かれるので後ろ髪を引かれながら進む。上空をキイロオクロオウムが…ベニマユキノボリが…オーストラリアゴジュウカラが…

オフロードを暫く走った所で車を降り(もっと凄いラフな道を想像してたけど、それほどでも無かった)廃線となった鉄道のトンネル跡へ入って行く。

中央に写っている、スジエビというか白っぽいイモムシのようなものが通称土ボタルと呼ばれている光キノコバエの一種の幼虫。

それが作るトラップ。

午後にはゴベッツリープと呼ばれる展望台へ。おー綺麗。ブルーマウンテン一帯が世界遺産に登録された際の式典はここで行われたそうな。ここは驚く程空気が冷たかった。キュランダ鉄道でもある鉄橋を渡る時、明らかに冷たい海風が当たる場所があって面白いけどそんな感じかしら。この辺はやはりがけの上を歩いて楽しむ所、という気がする。

一応乗りましたよ。何しろ初めてなので。もういいけど。カメラを取りだそうとしているうちに終点についてしまった。インディージョーンズのテーマ曲が鳴り響いていた。中国人が好きそうな場所だ。

こちらもまぁ一応。スカイレールみたいなゴンドラを想像してたら、中に操縦士兼ガイドみたいなのが乗ってて日本語のモノマネ、中国語の真似、韓国語の真似を披露して笑いをとっていた。君はここで一体何をしているのか、と聞きたくなったけど止めた。

有名なスリーシスターズ。敢えて望遠でその砂岩っぷりを。とりあえず見た、と言う事で。
行きもエコーポイントまで一時間半かかったけど帰りはシドニー市内まで2.5時間近くかかった。再び、ガイドのおじさんの「長期キャンプ時のクーラーボックスはどうあるべきか」「スペアタイヤは一本ではダメだ」というトークに酔いしれた。

シドニーで食べてきましたよ吉野家の牛丼。日本に住んでいる人にはこの嬉しさは分かるまい。アメリカのロサンゼルスで食べた吉野家は全然日本のそれと違う気がしたけど、シドニーのは完璧だった。
ただ一点、牛丼セットにするとみそ汁とコーラが出てくるのを除けば。
さて、明日から二泊三日で海上へ出る。その為に来たのだ。

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